Amazon商品画像のサイズは？作成ルールをまとめてチェック！

Amazon商品画像のサイズ

Amazonで商品画像をアップロードする際は、サイズを含め様々なルールが定められています。ルールに従わない画像はアップロードできませんので、しっかりチェックしておきましょう。

商品画像サイズのルール

Amazonに登録する全ての商品画像には、以下のとおりサイズのルールがあります。

• 推奨サイズは長辺が1,600ピクセル以上
• 最大サイズは長辺が10,000ピクセル以内
• ズーム可能な最小サイズは長辺1,000ピクセル以上
• ズームなしでの最小サイズは長辺500ピクセル以上

前提として、このサイズに該当しない画像は、アップロードできません。

ズーム機能の活用

Amazonユーザーは、スマホユーザーが大半を占めています。

スマホ表示では画像をズームしないと細かい部分の判別が難しいこともあります。商品画像で商品の詳細情報が読み取れなければ、購買意欲の後押しにもなりませんので、ズーム機能を活用したいところ。

ズームに対応するためには、推奨サイズ1,600ピクセル以上の画像またはズーム機能の利用が可能な最小サイズ1,000ピクセル以上の画像を用意しましょう。

Amazon商品画像のサイズ以外の要件

Amazonでアップロードする商品画像には、サイズ以外にも拡張子やカラーモードに関して以下のとおりルールがあります。

• 1枚以上の画像が必須
• 指定の拡張子
• 画像の85％を商品が占める画像

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1枚以上の画像が必須

Amazonでは、1商品につき最低1枚以上の画像が必須。Amazonが推奨しているのは、画像6枚とビデオ1点の掲載です。

豊富な画像で、商品の特徴や魅力を分かりやすく伝えると効果的。アピールポイントをうまくまとめて商品ページを充実させましょう。

ただし、ビデオについては、Amazonブランドに登録済みの出品者でなければ投稿できません。

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拡張子

Amazonの商品画像には、以下の拡張子のデータを利用できます。推奨は、「JPEG」形式の画像です。

• JPEG（.jpgまたは.jpeg）
• TIFF（.tif）　
• PNG（.png）　
• GIF（.gif）

アニメーションGIF（.gif）は、サポート外です。

画像の85％を商品が占める画像

Amazonの商品画像では、全体の85％を商品が占める画像が必要です。

商品が小さすぎて画像枠の85％に満たない場合は、使用できません。

長辺が1,600ピクセル以上のサイズで、全体の85％を商品が占めるJPEG形式の画像を用意して、エラーなく商品画像を登録しましょう。

Amazonで使用できない商品画像

Amazonでは、以下に該当する画像は商品画像として商品ページに掲載できません。

• 商品名と一致しない画像
• 不鮮明な画像
• 画素化された画像
• 端がギザギザに加工された画像
• ヌードや性的なものを示唆させるような画像
• 子ども用および乳児用のレオタード、下着、水着を人間のモデルに着用させた画像
• Amazonのロゴや商標、マークまたはそれらに類似する紛らわしい画像

ここまでは、Amazonの商品ページにアップロードする全ての商品画像についてのルールを解説しました。

このほかにも、Amazon出品商品のメイン画像とサブ画像についてのルールもあります。それぞれ順番に見ていきましょう。

Amazonメイン画像のルール

Amazonのメイン画像というのは、検索結果ページや商品詳細ページで表示される、商品をユーザーに示すための重要な画像です。

Amazonの検索結果として、スマートフォンでは、以下のように各商品のメイン画像が並びます。

以下は、PC等Webページでのメイン画像表示です。これらの画面で、商品が魅力的に見えるかどうかがクリック率を左右します。

商品ページを開くと、スマートフォンの商品詳細ページでは、以下のようにデフォルトでメイン画像が表示されます。

以下は、Webページで見た場合の商品詳細ページのメイン画像です。

メイン画像限定のルール

Amazonのメイン画像についてのルールは、以下のとおりです。

• 背景は純白（RGB：255,255,255）
• 商品の全体像が分かる鮮明な写真
• 販売する商品のみで小道具等を含まない写真
• 文字やロゴ等の表示がない画像

メイン画像の背景は、「純粋な白」で商品は単体。また、原則として、商品全体が写っている写真が必要です。

メイン画像として使用不可の画像

以下に該当する画像は、Amazonのメイン画像としては利用できません。

• 商品に含まれない付属品や小道具が含まれる画像
• 商品表示が小さすぎる画像
• 背景が純白でない画像
• 商品以外にテキストやロゴ等が配置されている画像
• 複数の画像を1枚にまとめた画像
• 画像から商品の一部が欠けている画像（一部商品を除く）
• 人間のモデルが座っている、膝をついている、もたれかかっている、横たわっている画像
• 梱包されている商品画像
• パッケージやタグが写り込んでいる商品画像
• 服以外の商品で人間のモデルが入っている画像

メイン画像にはこのように複数のルールがあるのですが、カテゴリーによってもそのルールが変わってきます。

例えばファッションカテゴリーで掲載するメイン画像のルールをチェックしてみましょう。

ファッションカテゴリーでのルール

ファッションカテゴリーのメイン画像に関しては、基本のルール以外にも以下のルールがあります。

• マネキンやハンガーが写り込まないこと
• セット品の服&ファッション小物、シューズ&バッグは平置きで撮影すること
• キッズ&ベビー服の画像は平置きで撮影すること
• レディース・メンズ服は人間のモデルが着用した写真であること
• シューズは片方の靴のみ左向き45度の角度で撮影すること

このように、カテゴリーによって細かにルールが異なるケースもあります。自社で扱う商品カテゴリーの画像ルールについては、個別に確認しておきましょう。

カテゴリーごとの画像ルールについては、Amazonのセラーセントラルの「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート」でチェック可能です。

「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート」の該当カテゴリーで、「在庫ファイルテンプレート」というエクセルファイルをダウンロード。

「商品画像」タブで、カテゴリーごとの画像基準を確認できます。

Amazonサブ画像のルール

Amazonのサブ画像というのは、メイン画像以外にアップロード可能な画像のこと。商品ごとに1～8枚の登録が可能です。

スマートフォンで閲覧した場合、サブ画像があれば以下のとおり、メイン画像の下にページネーション（複数の写真を区切って表示するボタン）が表示されており、これを左右にスワイプさせることでサブ画像を閲覧できます。

サブ画像では、以下のように複数の画像や文字情報の入った画像を登録できます。

Webページでの閲覧する場合、メイン画像の下にサブ画像のサムネイルが表示されており、それぞれをクリックすると以下のように表示できます。

ここから、サブ画像のルールについて詳しく見ていきましょう。

サブ画像は文字入れOK

サブ画像はメイン画像のように白背景やテキストNGといった細かな縛りがなく、使い方次第でユーザーへの有効なアピール材料として活用できます。

商品の特徴など訴求ポイントを整理し、ターゲットに響くキャッチコピーを入れると効果的です。

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カラーモードの推奨あり

サブ画像では、商品以外のテキストや画像の挿入が可能です。

その際のカラーモードは「RGB」と「CMYK」に対応していますが、色味が変わる可能性もあり、Amazonでは「RGB」を推奨しています。

表示サイズに要注意

サブ画像では文字やロゴ、複数の画像を1枚の画像に入れられますが、スマホ表示でも見やすい表示であることが重要です。

自由度が高いと様々な情報を詰め込みたくなりますが、文字が小さすぎたり情報が多すぎたりしてごちゃごちゃすると、かえってユーザーが理解しづらくなり、十分なアピールができません。スマホ表示では画像が縮小されるため、さらに見えにくくなります。ユーザーが見やすいよう、十分に表示サイズに配慮して画像を作成しましょう。

ECサイトではユーザーは商品を手に取って見ることができず、視覚的な情報は商品画像から得るしかありません。その商品画像が不十分というのは、ECサイトでは致命的です。

ECサイトでの商品のアピール方法でお困りの際には、ECサイト運営代行会社にご相談ください。ECサイト運用のプロフェッショナルが、これまでの多数の実績で得た知識や経験を駆使して、集客アップ・売上アップのための施策を強力にサポートいたします。

Amazonの商品画像が表示されないのはなぜ？

Amazonで商品画像をアップロードしたのに表示されない場合には、以下の理由が考えられます。

• 反映までに時間がかかる
• ブラウザ履歴の影響

それぞれの理由を見ていきましょう。

反映までに時間がかかる

Amazonによると、商品画像のアップロードから反映までに24時間かかる場合もあるとのことです。

Amazonのシステムトラブルで反映が遅れることもあります。

ブラウザ履歴の影響

Amazonでは反映が完了しているのに、ブラウザのキャッシュやクッキーの履歴が邪魔をしている場合もあります。ブラウザの履歴を削除して、商品画像が反映されていないか確認しましょう。

Google Chromeのクッキーやキャッシュの削除手順は、以下のとおりです。

Google Chromeの画面右上にある①「︙」→②[履歴]→③[履歴]を順にクリック。

続いて[閲覧履歴データの削除]をクリック。

以下の画面表示になるので、「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて[データを削除]をクリック。

この手順でブラウザの履歴を削除することで、反映が確認できる可能性があります。履歴を削除しても商品画像が反映されない場合は、まだAmazon側の処理が完了していないと考えられます。

商品画像アップロードから24時間以上経過していて、ブラウザ履歴の削除でも反映されていなければ、テクニカルサポートに問い合わせをしてみましょう。

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Amazon商品画像のアップロードに失敗する理由

Amazonの商品画像をアップロードしても失敗する場合、以下の理由が考えられます。

• 画像サイズが指定外
• 拡張子が指定外
• カラーモードが指定外
• 画像ファイルの破損

商品画像サイズのルールを把握し、Amazonの推奨するサイズや拡張子で画像を用意しましょう。

Amazonで商品画像をアップロードする際の注意点

Amazonでは、画像評価テクノロジーによるアルゴリズムで表示する画像を決定しており、商品画像を正しいサイズや拡張子でアップロードしても、必ず表示されるわけではありません。

Amazonが定める商品画像要件に当てはまらない画像や、出品者利用規約等に違反している画像はアップロードされず、出品情報自体が検索から除外されることもあります。

商品画像のルールはカテゴリーによっても変わってくるので、それぞれの内容をよく確認しておきましょう。

商品画像でのアピールで重要な4つのポイント

Amazonの商品画像で商品の魅力を十分にアピールするには、以下の4つのポイントが特に重要です。

• 商品が認識できること
• 鮮明な画像
• 内容が分かりやすい画像
• 魅力的な画像

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

商品が認識できること

当たり前のことですが、商品のサイズや色等を含め、商品を正確に把握できる画像を用意することが重要です。

商品名や色など、画像と実物が一致していなければユーザーに不安を与えることとなり、購買意欲を削いでしまうでしょう。

誰でも迷いなく商品を認識できる画像が必要です。

鮮明な画像

• 商品画像にブレがある
• 商品が影で隠れている
• 商品画像の解像度が低い

上記のような商品画像では商品の魅力が半減してしまいますし、検索結果の表示でほかの商品より見劣りすれば、それだけで損してしまいます。

検索結果表示で商品をクリックしてもらい、購入してもらうためにも、クリアで鮮明な高画質の画像を用意しましょう。

内容が分かりやすい画像

サブ画像では文字入れもできますが、ユーザーに訴求ポイントをしっかりキャッチしてもらえるように、文字サイズやカラー、配置など、分かりやすく伝えるための工夫が欠かせません。

PCで作成していると見落としがちですが、スマホ表示での見やすさは最重要ポイントです。

魅力的な画像

Amazonユーザーは、主に検索結果で表示された商品画像を見て、クリックする商品を選びます。

ユーザー目線で、商品の魅力を十分に認識できるアングルで商品全体が分かるように撮影しましょう。

Amazonの商品画像は推奨サイズで

ECサイトにおける商品画像は、商品情報の中でも特に重要な要素です。

Amazon出品では、メイン画像とサブ画像を合わせて最大9枚までアップロードできます。

Amazonの商品画像はサイズや拡張子などのほかにも様々なルールがありますので、それらを遵守しながら、ユーザーに注目してもらえる魅力的な商品画像で、自社商品を最大限にアピールしていきましょう。