こんにちは!どうもマックスです!最近は子どもが少し遅れてイヤイヤ期に突入していて、何をするにも泣いて暴れるのが悩みのマックスです。世の中のママのみなさん尊敬します。
全然関係のない話から入ってしまいまいしたが、ブログの書き出しの入口に迷ってしまいました。なんと今回はそんな入口(どんな入口?)に関するお話になります。入口は入口でも入口商品です!強引に持っていきましたが、早速解説していきたいと思います!
1.入口商品とは?
入口商品とはどういうことなのでしょうか。
まぁ説明しなくてもわかるよ!という声も聞こえてきそうですが。
入口と書いてある通り、お店の入口となる商品のことですね。
つまり「新規ユーザーの最初の接点」ということになります。
価値が知られていない店舗や商品の価値を伝えるために
購入しやすい入口商品をきっかけにお店や商品にアクセスしてもらいます。
ではどういうものが入口商品か、みなさんの身近なものを例にご紹介したいと思います。
入口商品の例:コンビニの100円コーヒー
楽天に置き換えるとユーザーが商品を知るきっかけは以下のようになります。
・楽天サーチ
・楽天広告
・楽天ランキング
入口商品を楽天市場で上位表示させることで、大幅な新規顧客アップが期待できます。
ぜひ上位表示を狙える入口商品を作ってみることをお勧めします。
2.入口商品の考え方
次は入口商品にどういった種類があるか説明していきます。
1.お試し商品(売りたい商品を試してもらう)
商品の価値を知ってもらうため、お試し商品を販売し、本商品へ繋げます。
2.関連商品(売りたい商品に関連する商品を売る)
お店の魅力や特徴を知ってもらうため、関連商品を販売する。
例えばゴルフボールを買ってもらい、クラブ・ウェアやバッグなどの関連商品を購入してもらう。
3.主力商品(入口商品そのものが売りたい商品)
入口商品そのものを主力商品として販売することで売り上げを伸ばす売り方
その商品自体に需要があり、アクセス数が見込めるものがこれにあたります。
入口商品を増やし、1、2、3の商品を作り、売り上げを立てていきましょう。1、2、3がたくさんあるに越したことはないですが、全て必須というわけではありません。販売が可能な範囲で入口商品を作りましょう。
続いてどうやって入口商品を作っていったらいいかを解説していきますね。
3.入口商品の作り方
入口商品は3つのステップを通じて作っていきます。
「自店」「市場」を分析したうえで精度の高い入口商品を考えましょう。
STEP.1 自店分析:自店舗の商品 状況の把握
STEP.2 市場分析:他店舗の動向や市場の調査
STEP.3 商品選定:商品の絞り込み 詳細の設計
売る:商品ページに誘導・購入してもらう
STEP1. 自店分析
まず、自店分析の方法を解説します。
R-DATATOOLで売れている商品を見ます。
データ分析する際に以下のグラフをもとに商品を洗い出します。
(A)アクセス人数が多い、転換率高い→最も入口商品として機能する。
(B)アクセス人数が少ない、転換率高い→アクセス人数を増やせば売れる可能性がある。
(C)アクセス人数が多い、転換率低い→市場のニーズは高いが購入までつなげていない。
Aは必須、BとCも入口商品としての可能性があります。
(D)転換率低い アクセス人数少ない
以上(A)〜(C)の項目に当てはまる商品をできるだけ書き出しましょう。
後ほど商品を絞るので、この段階では該当する商品全て洗い出します。
STEP2. 市場分析
市場分析では楽天市場内でどんな商品がニーズがあるかを調べます。
検索
自店舗が検索されているキーワードを把握し、楽天市場でそのキーワードで検索します。それによってユーザーが求めている商品がどんなものがあるか知りましょう。また、キーワードの検索ボリュームでどのくらいの需要があるかも調べておきましょう。予測検索でどのようなキーワードで検索されているか、検索窓の下に出てくる注目キーワードでもユーザーの求めるキーワードがわかります。
R-DATATOOLの自店キーワードの調べ方
「データ分析」→「アクセス分析」→「検索キーワード」で調べることができます。
ランキング
ランキング上位に食い込んでいる商品を調べます。カテゴリも第2階層、第3階層まで見ておきましょう。
STEP3. 商品選定
洗い出した商品をもとに他店の商品と比較しながら商品選定をしていきましょう。市場分析で分析したデータをもとに、入口商品として勝負できそうな商品を絞り込みます。商品を絞り込む際は選ばれる理由を考えます。価格なのか、量なのか、質なのか、ページなのか、あるいは他のサービスなのかを他店の商品と比べてみてください。入口商品になるかを最終チェックしましょう。
- その商品で目的は達成できますか?
お試し商品、関連商品、主力商品のいずれかにあてはまりますか? - お試しや、関連商品の場合どうやってリピートにつなげますか?
入口商品を買って終わりではいけません。リピートにつなげなければいけないのでそこも十分に考えておきましょう。 - 継続的に販売可能か。
在庫を確保し継続的に販売できますか?在庫を切らしてしまっては上位に上がったところで勝負ができません。 - 市場のニーズは見込めるか?
どんなに良い商品でも市場のニーズが見込めなければ、入口商品として成立しません。市場のニーズがあるかも改めて考えておきましょう。
4.入口商品の売り方
商品を売るには以下の2項目が重要になってきます。
アクセス人数
まずアクセス人数。いかにアクセスを集めるかが重要です。アクセスを集める方法としては以下になります。
広告
楽天であれば、楽天純広告、RPP、CPA、クーポンアドバンス、カスタムマーケティングがあります。
広告については下記のリンクが参考になります。
検索対策
次に検索対策になります。広告に比べると速効性はないですが費用はかかりません。
検索対策には以下のリンクが参考になります。詳しくはサイレコの過去記事を。
転換率
入口商品のページの作り込みは必須になります。しっかりスマホ対策も怠らず商品の情報、写真をしっかり組み込むことが重要です。自社でできない場合は制作会社にお願いするのもありでしょう。
5.リピーターにつなげる
入口商品を買ってもらい終わりにするのではなく、しっかりリピーターにつなげましょう。入口商品の目的によって後の対応も様々です。
- お試し商品の場合、本商品につなげる。
- 関連商品の場合、次の高単価などの関連商品につなげる
- 主力商品の場合、またその商品を買ってもらえるようにフォローする。
これらをユーザーに合わせて訴求していきましょう。リピーターにつなげる施策として楽天市場では以下のような施策があります。
同梱物
商品を発送する際に、店舗の紹介や商品の使い方など同梱しましょう。
クーポン
購入者にメルマガでクーポンを配布したり、ユーザーに次に買ってもらう動機付けをしましょう。
また、サンキュークーポンを使ってみるのもオススメです。
メルマガ
セグメントを有効活用し、購入者に向けてしっかりフォローしましょう。
フォローメール、ステップメールも忘れずに。
リピーターについては下記記事も参考になりますのでどうぞ。
まとめ
入口商品を作り、楽天市場内の上位表示させることで、売上アップも見込め新規顧客を獲得することに非常に有効です。今回すでにお試し商品や関連商品をやっているよ、という店舗様も改めて自店分析と市場分析を行い、商品の見直してみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。