こんにちは。ふるさと納税にどっぷりハマってしまい、最近ではインスタのハッシュタグを夜な夜なチェックしているhinaです。
皆さんは年末どこかの自治体に寄附をしましたか?
私は12月31日まで選びに選んでギリギリセーフで駆け込みました!
いつ届くのかとっても待ち遠しいです。
お礼の品が届くふるさと納税はやっている方も多いと思いますが、寄付するとポイントが貰える電子感謝券が最近注目されていることを知っていますか?
電子感謝券ってそもそもなに?
どんなことに使えるの?
どんないいことがあるの?
といったことが気になる方も多いと思います。
今回はふるさと納税の電子感謝券について説明します。
電子感謝券とは?
電子感謝券はふるさとチョイスで寄付できる
電子感謝券はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のサービスです。
感謝券とは、自治体が定めた加盟店でのお買い物やお食事に利用できる券のこと。
この感謝券を電子化したものが電子感謝券です。
寄附をすると同時に寄付額3割の電子ポイントが付与され、寄附した自治体の旅館やレストランなどの加盟店で使用することができます。
寄附できる金額は自治体によって様々ですが、寄付額5,000円=1,500ポイント、寄付額10,000円=3,000ポイント、
寄付額50,000円=15,000ポイント、寄付額100,000円=30,000ポイントでの設定が多いようです。
使い方はとっても簡単!利用の仕方はPayPayやLINEペイなどのQRコード決済とほとんど同じ。
寄附から実際に利用するまでの流れはこんな感じです。
1.ふるさとチョイスで寄附したい自治体へ寄附をする
2.返礼品として「電子感謝券」を選択する
3.寄附金額に応じて感謝券ポイントが付与される
4.電子感謝券のアプリをダウンロード
5.アプリを使って店舗に設置されたQRコードを読み取り
6.利用するポイントを入力して決済完了
導入している自治体
北海道鹿部町
秋田県鹿角市
茨城県境町
埼玉県秩父市
埼玉県深谷市
埼玉県鳩山町
千葉県勝浦市
千葉県鴨川市
千葉県浦安市
千葉県南房総市神奈川県逗子市
石川県輪島市
福井県坂井市
山梨県都留市
山梨県韮崎市
長野県須坂市
長野県白馬村
岐阜県高山市
岐阜県下呂市
静岡県御殿場市
静岡県西伊豆町
滋賀県湖南市
兵庫県尼崎市
兵庫県豊岡市
奈良県田原本町
和歌山県湯浅町
島根県邑南町
高知県室戸市
高知県土佐清水市
高知県四万十市
高知県香南市
高知県日高村
福岡県太宰府市
熊本県八代市
熊本県上天草市
熊本県宇城市
熊本県南阿蘇村
大分県竹田市
宮崎県高千穂町
鹿児島県大崎町
沖縄県今帰仁村
沖縄県読谷村
2020年1月末現在で42自治体が既に電子感謝券を導入しています。
第1号は埼玉県深谷市で2018年5月にスタートしているようです。
深谷市では宿泊施設、飲食店、道の駅はもちろん、美容室などのサービス系まで現在60以上の店舗で利用ができるようです。
毎月行く美容室がふるさと納税でお得に行けたら嬉しいですね!
有効期限はあるの?
自治体によって有効期限を決めることが出来るため、ポイントの有効期限は自治体によって異なります。
有効期限が間近のポイントは同じ自治体に寄附することで延長されます。
電子感謝券の良さ~寄附者編~
使い方や使える自治体はご紹介しましたが、では実際返礼品としてもらった時にどんなメリットがあるのでしょう?
ここでは、電子感謝券のメリットについてご紹介します。
手軽に旅行ができる
ふるさと納税の返礼品で旅行するデメリットは、普通に旅行するよりも手間がかかってしまうことです。
宿泊券やお食事券などの返礼品の到着を待つ時間もあるため寄附から実際に旅行するまでにタイムラグが発生してしまう可能性があります。
また繁忙期には旅行券が利用できない場合もあります。
電子感謝券は寄附後、即時でポイントが付与されるためその日にでも利用が可能。
繁忙期に関わらず利用も可能なので、行きたいときに利用ができることもメリットの一つです。
面倒な返礼品選びが不要
たくさんある返礼品の中からどれがいいのか選ぶのはとっても大変ですよね。
電子感謝券は行ってみたい自治体や近隣の自治体に寄附しておいてどこで使うかは後で考えればいいので申込みがとっても楽です。
旅先で気軽に寄付できる
旅先で訪れた地域を応援したいと感じたら気軽に寄附できるのもメリットの一つです。
その場ですぐ利用ができるので、その地域の方にも喜ばれて寄附した実感も通常の返礼品以上に感じることができるかもしれません。
1ポイントから利用ができる
例えば3万円の宿泊代金に対して3,000ポイントだけを決済するということも可能。
電子感謝券は1ポイントからでも利用が可能なので足りない分は現金で支払うこともできます。
電子感謝券の良さ~自治体編~
寄付者に多くのメリットがある電子感謝券。
実はメリットがあるのは寄付者だけではありません。
ここでは、自治体にどんなメリットがあるのかを説明していきたいと思います。
運用コストが不要
今流行りのQRコード決済と同じでスマホで決済が可能なので、紙の感謝券と比べて印刷代、送料、管理に必要なコストを大幅に削減することができます。
地域に訪れるきっかけとなる
ふるさと納税を通じて自治体に興味を持った寄附者が実際に地域に訪れ、地域の魅力に触れることができます。
ふるさと納税の返礼品では観光にまで繋げることがなかなか難しいですが、電子感謝券なら実際に地域に来てもらえるので地域の魅力を肌で感じてもらうことができます。
リピート効果が高い
電子感謝券は紙の感謝券と違い1 円単位で利用可能です。残ったポイントがあればまた同じ自治体に寄附してくれる可能性が高く、リピートにもつながります。
サービスなどのコトを提供する事業者もふるさと納税に参加できる
ふるさと納税は返礼品としてモノを提供することの出来る事業者だけが参加できるものと思われがちですが、電子感謝券では飲食店や宿泊、体験などのサービス業の事業者も参加することができます。
電子感謝券が使える場面
宿泊
旅先での宿泊に電子感謝券を使用することができます。
返礼品での宿泊券だと寄付額が10万円以上のものが多いため所得の高い方の選ぶ返礼品だと思ってしまいますが、
電子感謝券では全体の宿泊代金から一部だけを電子感謝券で支払うことが可能です。
泊まりたかった旅館の宿泊代金がふるさと納税で貰ったポイントで支払えたらお得感も増しますよね!
食事
食事でももちろん電子感謝券を使うことが可能です。自治体では実際に多くの飲食店が加盟店として登録されています。
旅先での飲食にしようすることはもちろんですが、例えば近隣の自治体に寄附をして食事の際に利用するということもできますよね!
レジャー
陶芸や乗馬、ダイビングなど様々なレジャー施設でも電子感謝券を気軽に使うことができます。
スキーといえばの群馬県白馬村では多くのスキー場で電子感謝券を使うことができます。
返礼品でもらったポイントで遊べるので楽しさと同時にお得感も得られますよね!
買い物
道の駅で電子感謝券が使える自治体も多くあります。
返礼品だと野菜や果物は発送から到着までに時間が2~3日かかってしまうので選ぶのを諦めてしまいますよね。
電子感謝券なら、現地で自分が実際に目にしたものを選ぶことができます。
寄附した自治体で採れた野菜や果物などの特産品を手軽にしかも新鮮なまま楽しめるのも魅力のひとつですよね。
余ったポイントは他の分野でも使える
必ずポイントを一つのお店で全て使い切る必要はありません!
例えば5000ポイント持っていたとして、食事で1000ポイント余ったとします。
一度食事で1000ポイント使ったので残りの4000ポイントも食事で使わなければいけないというわけではありません。
4000ポイントを観光に使うことも可能です。
ポイントが足りなくなったらその場で寄附してポイントを追加することもできます。
ただ、控除範囲内で寄付をお考えの方は、控除上限額に注意しましょう。
まとめ
寄付者にも自治体にもメリットがある電子感謝券。
使い方も返礼品だからといって特別なわけではなく、他の電子決済のように手軽に使えるのでとっても便利です!
使えるシーンや自治体も徐々に増えてきています。
旅行によく行かれる方、返礼品に悩んでなかなか決められない方は一度電子感謝券を体験してみてはいかがでしょうか?