セール中に迷いすぎて一旦寝かせた結果、セールがすでに終わっていることが多い、買い物下手なmika子です。
今ではネット通販していることが当たり前、そんな時代になってきました。
しかし一口にネット通販と言っても様々なサイトがありますね。
「楽天市場」「Amazon」「Yahoo」などなど…。
この中で一番耳にするのは「楽天市場」ではないでしょうか?
今回は「楽天市場」についてご紹介いたします。
楽天市場ってどんなモール?
楽天株式会社が運営している日本生まれのオンラインモール(ネット通販)の名称です。
楽天市場では、食品や書籍だけでなく、旅行、コンサートチケット、デリバリー、保険、不動産と幅広いサービスを展開しています。
気づかないうちにサービスがどんどん増えていて驚きです・・・。(汗)
楽天といえば「楽天スーパーポイント」
楽天で展開されているさまざまなサービスで支払いに使うことで貯まります。
楽天市場だけではなく、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天モバイル、楽天デリバリー、楽天ビューティ、楽天TV、楽天チケット、ラクマなどなど…20以上のサービスが対象となりますので、いつのまにかめちゃくちゃポイント溜まってる!なんてことしょっちゅうです。
その溜まったポイントでさらに買い物、となるのも頷けます。
不定期開催の「楽天お買い物マラソン」と「楽天スーパーSALE」
楽天はこの2大イベントのセールを行い、顧客を増やしています。
なんといっても、いろんなショップで「買いまわり」するほど、獲得できるポイントが最大10倍にアップしていくという仕組みです。
店舗ごとにさらにポイントアップしていることもあるので、さらなるポイントアップでお得にお買い物もできちゃいます。
これだけではなく、イベント期間限定のポイントアップやSPU(スーパーポイントアッププログラム)などもあり、購買意欲が掻き立てられますね。
このイベント期間中にまとめて買っちゃう!なんて方も少なくはないようです。
楽天市場の市場規模感
実際の楽天の市場規模はどうでしょう。
2019年度(2019年1~12月期)の国内EC流通総額は前期比13.4%増の3兆8595億円。
これは「楽天市場」の流通総額に加え、トラベル(宿泊流通)、ブックス、チケット、ファッション、ドリームビジネス、ラクー、ビューティ、デリバリー、楽天ダイレクト、カーライフ、クーポン、ラクマ、楽天デリバリープレミアム、Rebates、Raxy、楽天西友ネットスーパーなどの流通額を合算した数値です。
さらに楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)などの施策によって2019年の年間ポイント発行数は3200億ポイントに拡大。
楽天カード会員数も2020年1月に1900万人を突破しました。100万人増加ペースは過去最高といわれています。
こうしたカード会員の増加により「楽天市場」流通総額における楽天カード決済比率は継続的に拡大し、2019年12月時点で63.7%まで伸びました。
出店料とか手数料はどうなの?
楽天での出店手数料はプランにもよりますが、
多くの店舗はスタンダードプラン【50,000円/月】で契約されているところが多いようです。
▼下記は楽天より引用しています▼
※月額出店料は月々のお支払いではなく、プランに応じて6ヶ月ごとの2回払い、もしくはご一括でお支払いとなります。
※さらに出店の契約時に初期費用としてプラン一律【+60,000円】かかります。
実際の月額でかかってくる費用試算の料金概要は下記の通りです。
費用項目 | 料金概要(税別) | 設定 | |
システム利用料(税別) | 課金対象額(※)×適用料率(プランにより異なる) ※月間売上高のうち通常販売額が該当 | 売上比率/パソコン:40% を想定 | |
RMS全商品モバイル対応サービス システム利用料(税別) | 売上比率/モバイル:60% を想定 | ||
楽天ポイント原資 | 楽天会員が商品を購入した際に、ポイント原資(通常1.0%)を負担 | 売上の95%が楽天会員による購入の場合を想定 | |
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料(税別) | 月間売上高の0.1% | – | |
楽天スーパーアフィリエイト利用料(税別) | アフィリエイトパートナーへの成功報酬 | 楽天スーパーアフィリエイト経由の売上×アフィリエイト料率(購入された商品のジャンルに応じて2.0%~8.0%) | 売上の15%がアフィリエイト経由の購入の場合を想定 |
システム利用料 | アフィリエイトパートナーへのパートナー報酬の15%~30% | – | |
楽天ペイ(楽天市場決済)利用料 | 月間決済高の2.5%~3.5% | – |
※現在R-Messe利用料は無料期間中となっています。
※他にオプションサービスをりようすることで料金は変動します。
楽天市場に出店するべき5つの理由
日本では一番使われてるECモール
楽天市場へ出店する最大のメリットは1億520万以上いる楽天会員ID(※2019年4月時点)へ向けて商売ができることです!
楽天の会員数は年々増加傾向です。
上で説明したとおり、国内EC流通総額は3兆8595億円と国内最大級の流通総額であり、大手百貨店売上の約5倍近い数字となっています。
そのほか、楽天市場はインターネット通販市場において、市場全体の26.8%という非常に高いシェアを獲得しています。
商品を販売できる幅が広がる
自社サイトを運営していてもGoogle検索結果の上位にならなければ、顧客を集めて売上につなげることはなかなか難しくなります。
ですが楽天であれば、取り扱い商品を各カテゴリ・キーワードなどで検索できるため、顧客ニーズに合わせた上位表示を比較的狙いやすくなります。
取扱商品も多くあれば、欲しかった商品と一緒についで買いも狙いやすいですね。
ポイントがあるのでリピーターに繋がりやすい
楽天スーパーポイントは「お買い物マラソン」や「スーパーSALE」でお買い物したときだけではなく、楽天グループ内のサイトである「楽天トラベル」での旅館・ホテルの申し込みや、楽天のクレジットカードである「楽天カード」で支払いを済ませたときにも貯まります。
つまり、ポイントが貯まりやすいため「せっかくポイントが貯まっているのだから、何か使わないと!」という心理が働き、リピート購入のきっかけにつながります。
また、イベントに合わせて同時開催セールや値引きクーポンを発行することで潜在顧客もつかみやすいです。
商品ページが作りやすい
売上を伸ばし続けるには、はじめてのお客様に商品を買ってもらうことはもちろん、お店のファン(リピーター)を増やすことがとても重要です。
楽天内では画像・テキストともに自由に設置できるので、「商品の魅力が伝わる」ページを作成可能です!
無料で利用できる「楽天GOLD」に申込むと、自由にHTMLなどを扱えるフリースペースが利用できます。
店舗ページを自由にデザインできるため、商品の魅力余すところなく表現し、ブランディングにも最適です。
ECCがつく
楽天市場で出店すると、各商品ジャンルに特化した専任の楽天ECコンサルタントがつきます。
このECコンサルタントは、ネットショップの売上アップ施策の相談や、何かトラブルが起こったときに相談できる強い味方です。
楽天市場に出店するデメリットは?
他社に比べて出店料が高い
出店料に関しては詳しく上の方で説明しましたが、他モールと比べると決して安くありません。
ユーザー数が多く、お客様が多い分ヒットする商品がなければ難しいかもしれません。
3,980円以上で一律送料無料
一部除外商品があるものの、3,980円以上は送料無料に完全統一されます。
各店舗で現状の価格を維持するところもあれば、送料込みの価格へ再設定を行う店舗も少なくありません。
3月6日現在
楽天が出店者に一律の無料化を求める計画を見直す方向で検討と報道がありました。
18日に予定している無料化の実施を延期したり、一部加盟店のみで始めたりする案が浮上しています。
これからの楽天は更に発展を目指すので、今回のような大きな動きは今後もしばらく続きそうな予感がします・・・。
コンサルを行う代行業者もある
コンサルや出品サポートを行う業者を使うと面倒な作業も丸投げでき、店舗での出荷作業などに専念できます。
ショップを運営するために分析や施策を行っていくのはとても難しく時間がかかってしまいます。
初めての運営では「何が良く」て「何がだめだった」のか、判断が出来ないですよね。
そこで、楽天市場での運営が難しいと思ったときは、運営代行を使うのも手です!
私達サイバーレコードは楽天の運営代行を行っている会社で、
設立から8年間で累計200社を超えるECサイト・モール内店舗運営の支援実績もあります。
楽天ショップの運営でつまずいたり悩んだら弊社にお問い合せください!
最初は何からはじめていけばいいのかわからなく不安な方も、まずはお問い合わせくださいませ。
まとめ
楽天市場の説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
手数料や送料など多少のデメリットはありますが、会員数や独自セール、市場規模を見ても、やはり販路拡大に使わない手はないと思います。
自社ECで売上が上がらない店舗様は一度検討されてみるのもいいと思います。
更に出店について知りたい方は、こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、ぜひ、御覧ください。