Amazonは数あるECモールの中でも圧倒的な集客力を誇り、出品商品も売れやすい傾向にあります。しかし、その分ライバルも多く、Amazonに出品すれば簡単に商品が売れていくわけではありません。
このページでは、Amazonで集客するために抑えるべきポイントや具体的な方法など、まとめて紹介します。Amazonの集客力を生かして自社商品ページへの流入を増やし、収益アップを実現させましょう。
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Amazonの集客で押さえるべき3つの重要ポイント
Amazonで集客に注力する際に重要なのは、以下の3つのポイントです。
- SEO対策
- カート獲得
- 広告運用
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
SEO対策
Amazonには数多の商品が出品されており、その中からユーザーに自社の商品ページを見つけてもらうためには、SEO対策が欠かせません。
Amazon内の検索は、Amazon独自の「A9」というアルゴリズムによって検索結果が選出されています。
AmazonSEOのアルゴリズムで重要視されるのは、以下の4点です。
アルゴリズムで重要な要素 | 重視される内容 |
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直近の売上 | 直近で売れている商品ほど上位表示されやすい |
レビュー | 高評価レビュー数が多いと上位表示されやすい |
CVR(購入率) | 商品ページからの購入率が高いほど上位表示されやすい |
在庫数 | 在庫切れが頻繁に起こる商品は上位表示されにくい |
Amazonによると、ユーザーが検索結果の2ページ目以降まで閲覧する割合は30%程度とのこと。70%ものユーザーが検索結果の1ページ目しか見ていないことになり、検索上位に商品ページが表示されるかどうかは、集客にも大きな影響を与えることが分かります。
集客につながるSEOで重要な要素をチェックして、検索上位表示を目指しましょう。
カート獲得
Amazonの相乗り出品では、ショッピングカートを獲得できるかどうかが売れ行きを大きく左右します。
Amazonでショッピングカートを獲得すると、商品詳細ページが開かれたときに最優先で商品をカートに入れてもらえる仕組みとなっているため、商品が売れやすくなるのです。
カート獲得できるのは、大口出品者のみ。相乗り出品で、複数の出品者が競合している商品ページでカート獲得ができるかどうかは、以下の要素が影響します。
- 価格
- 販売実績
- パフォーマンス指標
価格が安く、販売実績があり、パフォーマンス指標が良好であるセラーが優先的にカートを獲得できる仕組みです。
広告運用
Amazon出品者は有料のAmazon広告を利用して、Amazon内で商品をアピールできます。
検索で上位表示させるためには販売実績やレビューが必要ですが、Amazon広告を利用すればそういった実績がなくても上位表示が可能。例えば新規で商品カタログを登録する場合などは、広告出稿が有効です。
Amazon広告には、複数の種類があります。初めてAmazon広告を利用する際は、手軽に活用できるスポンサープロダクト広告がおすすめです。
Amazon広告の種類や運用方法については、以下のページで詳しく解説していますので併せてご覧ください。
Amazonでの集客のためにできる9つの施策
Amazonの商品ページへの集客対策としてできることを、まとめてチェックしていきましょう。
- 大口出品でFBAを利用する
- Amazon広告を利用する
- Amazonポイントを付与する
- プロモーションを利用する
- 商品ページを充実させる
- ビジネスレポートを活用する
- レビューを集める
- SNSを活用する
- メルマガを配信する
- 自社ブログを充実させる
それぞれ詳しく解説します。
大口出品でFBAを利用する
Amazonでは月額料金の発生しない小口出品もありますが、集客するためには大口出品一択となります。
なぜなら大口出品でないとカートが獲得できないなど、小口出品では利用できないセラー特典が複数あるからです。
Amazonの大口出品と小口出品の違いについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
AmazonのFBA(フルフィルメント by Amazon)とは、Amazonのフルフィルメントセンターに出品者の在庫を納品するだけで、販売から商品の配送、カスタマー対応までまとめてAmazonが請け負ってくれるサービスです。
Amazonに受注から発送まですべての作業を委託するため、迅速発送が可能となり、セラーのパフォーマンス指標がアップし、アカウント健全性の維持にも貢献してくれます。
FBA利用の場合、検索結果表示でAmazonのプライムマークが表示されますので、ユーザーに信頼性や安心感をアピールできるのも魅力。
以上の理由から、Amazonでの集客を増やすためには、大口出品でFBA利用がおすすめなのです。
Amazon広告を利用する
Amazon広告は、販売実績のない商品でも上位表示させることに役立ちます。
Amazonでの広告出稿は有料ではありますが、料金はクリック課金制。ユーザーがクリックしたときのみ費用が発生するシステムで、上限の設定も可能となっているため、比較的低予算でも導入が可能。
Amazon広告は購入に近いユーザーの検索結果に表示されるため、集客はもちろん、商品やブランドの認知度アップにも貢献してくれます。
Amazonポイントを付与する
Amazonは楽天市場と比較するとポイント付与の印象が薄いですが、そうした中でポイントがもらえる商品はユーザーの目を引く材料となります。
例えば自社商品と、類似の商品がともに検索結果ページに表示された場合、ポイント付与があることで差別化できます。
ポイントがもらえるかどうかを重視して商品を探すユーザー向けにも有効な施策ですので、競合対策が必要なケースではポイント付与も検討してみましょう。
プロモーションを利用する
Amazonのプロモーションとは、ショップ独自で提供する割引などのサービスのことです。
プロモーションもポイント付与と同様に、検索結果でバッジが表示されるため、アピールポイントになります。
プロモーションには選択肢が複数あり、自社製品に合った企画でアピールできる点が魅力です。
商品ページを充実させる
Amazonの検索結果に表示させるためには、ターゲットが検索するようなキーワードを商品ページに入れて最適化しておくなど、SEO対策も意識しましょう。
商品ページに集客できても、肝心の商品ページで説明や商品画像の情報が不足していれば、CVR(購入率)向上にはつながりません。
キャッチコピーなど、ユーザーへの訴求力を高める方法は、以下の記事でチェックしてください。
ビジネスレポートを活用する
Amazonセラーセントラルで大口出品を利用していると、各種レポートを利用できます。
Amazonのビジネスレポートでは、例えば以下のような情報がチェック可能です。
- ユーザー属性
- カートボックス獲得率
- ページへのセッション数
- 商品ページごとのアクセス数
- 商品が売れやすい時期
- 1ユーザーあたりの購入金額
これらのデータを分析し、自社の強みや弱み、集客に注力すべき商品やユーザー層を見極めることで、より効果的な戦略を検討することに役立てることができます。
レビューを集める
Amazonでは商品購入後のレビュー投稿が必須ではなく、商品が売れてもレビューが集まりにくい難点があります。
レビューが集まらないと、ユーザーの購買にもつながりにくいのですが、少しでも多くのレビューを投稿してもらうための施策も検討したいところです。
利用条件がある上に有料ですが、積極的に有益なレビュー収集が期待できる「Amazon Vine先取りプログラム」を利用する方法もあります。
Amazon Vineとは商品を無料提供してレビューを入れてもらうAmazon公式のサービスです。詳しくは以下の記事をご参照ください。
メルマガを配信する
米国Amazonでは、2022年9月時点で「Amazon Customer Engagement’s Tailored Audiences(アマゾン カスタマー エンゲージメント テーラード オーディエンス)」という機能をテスト中です。
このテーラードオーディエンスというのは、Amazonセラーが購入履歴のあるユーザーに直接メルマガなどを配信できる機能。
2023年2月時点では日本では利用できませんが、今後のリリースに注目したいところです。
SNSを活用する
Amazon内での施策ではありませんが、SNSでの情報発信も集客には欠かせない施策の1つといえるでしょう。
- LINE
- TikTok
- You Tube
これらの無料サービスを利用すれば、低コストでAmazonではアピールしにくいブランディングにも役立ちます。SNSを利用すれば国内だけでなく海外への発信も無料で利用可能。Amazon出品との相性も良いですね。
自社ブランドのアピールをする際は、Amazonのブランド登録もおすすめです。
自社メディアを充実させる
Amazonで集客するためには、SNSなどの外部サイトからの流入を増やすことも重要です。
Amazonは出品型出店であり、ショップ独自のアピールをする場面がほとんどありません。
自社ブログでショップのファンを集め、ブランド力を高めることができれば、Amazonの弱点をカバーできます。
Amazonで集客するためにAmazon内の機能を活用することはもちろんですが、Amazon外部からの施策も取り入れると相乗効果が期待できます。
Amazon出品初心者が集客で悩んだら外部委託も
Amazon出品で様々な施策をしても集客につながらない、施策は考えても実践が難しいといった場合には、集客に関する業務を外部委託する方法もあります。
外部委託のEC運営代行とは?
ECサイト運営にかかる各種業務を代行する「ECサイト運営代行会社」があります。
ECサイト運営代行会社を利用すれば、売れるECサイトを構築するプロフェッショナルがショップの状況を分析したうえで、最適な改善プランを提案してくれます。
Web制作会社はWebページの作成・構築が専門となりますが、ECサイト運営代行会社はECサイト運営全般を任せたり、ページデザインや広告のみ依頼したり、サイトの状況に応じて部分的な相談ができる会社もあります。
実績ありのECサイト運営代行会社ではプロの知識や経験を基にしたプロフェッショナルなノウハウで、EC事業の拡大・成長につながる改善プランを提案してくれるのが魅力。
Amazon出品では、セラーにAmazonの担当者が付くことはありません。そのマイナス面をフォローできるのがECサイト運営代行会社なのです。
EC運営代行会社の代行内容とは?
EC運営代行会社が代行するAmazonの業務としては、以下のとおりECサイト運用全般はもちろん、ECサイト運営のカギとなる集客に直結する施策の依頼にも対応しています。
- ECサイト構築
- 商品ページデザイン
- 市場調査のマーケティング業務
- カート獲得対策
- SEO対策
- 商品登録
- 商品の写真撮影
- 広告管理
- コンサルティング
EC運営代行として様々な事業者がサービスを提供していますが、弊社はAmazonの正規パートナー企業として、常に最新かつ有益な情報を共有しております。Amazon出店でのお悩みは、なんなりとご相談ください。現状を分析した上で、売上げアップにつながる的確な改善プランをご提案いたします。
外部委託に依頼するメリット・デメリット
Amazonでの集客が大変でプロの手を借りるとして、どのようなメリット・デメリットがあるのか、事前にチェックしておきましょう。
メリット | デメリット |
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費用対効果の向上 | 社内のノウハウ構築につながりにくい |
重要度の高い業務に専念できる | 自社での引き継ぎが難しい |
豊富な知識と経験に基づいた施策が可能 | 求める成果が100%得られるとは限らない |
必要な部分をフォローしてもらえる | 業者の選び方で成果が異なる |
ECサイト運用のプロフェッショナルに直接依頼することで、無駄なコストの削減を期待できます。
ECサイト運用にかかる細かな作業を外部委託することで社内の負担を減らし、重要度の高い業務のリソース不足改善に役立つ点も、大きなメリットでしょう。
ECサイト運営代行会社に依頼する場合は、社内でのノウハウ構築にならないことや、規模によっては外部委託から自社運用に引き継ぎが難しくなることが、デメリットとして考えられます。
こうしたデメリットは、外部委託する際に業者と相談しておくことによって対策も可能ですので、依頼時に相談しておくと良いでしょう。
ECサイト運営の外部委託を考える際は、課題となっているポイントを明確にした上で委託終了後も見据え、自社のニーズに合った対応をしてくれるかを見極め、検討・選定することをおすすめします。
Amazonでの集客が大変ならプロに頼もう
「Amazonでの集客が大変」「社内で改善プランを実施しても成果が得られない」などのお悩みがある場合は、ここで紹介した複数の方法がありますので、1つずつ実践・改善して集客の可能性を高めていきましょう。
Amazonでの集客施策に割く手間や時間、人員が不足している場合には、アウトソーシングでプロによる支援を受けて状況を改善する方法もあります。
集客に強いECサイトを構築し、Amazonでの成果を着実に伸ばしていきましょう。
Amazonで売上をアップするためには、商品ターゲットやAmazonのイベントキャンペーンに合わせた戦略や商品ページの作成が有効です。
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