Amazonは、日本を含めた21ヶ国にサービス提供され、今では利用経験のない人はほとんどいないでしょう。
世界最大規模であるECサイトのAmazonで、出品をしたいと考えている人も少なくありません。
しかし、次のような疑問・不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
「そもそもAmazonで個人出品できるのか」
「どのような手順で出品するのかが分からず、二の足を踏んでいる」
「出品する前に手数料や禁止事項を理解しておきたい」
そこで本記事では、Amazonは個人でも出品できるのか、出品までの流れや手数料、気をつけるべき注意事項を詳しく解説します。
Amazonへの出品はだれでもできる
結論からいうと、Amazonは個人・法人・個人事業主といった事業形態に関わらず、誰もが出品可能です。
ただし、Amazonで出品するには、普段買い物に使っているアカウントではなく「出品用アカウント」を作成しなければなりません。
出品用アカウントは「小口出品」と「大口出品」の2種類のプランが用意され、個人で小さめの規模で出品するのか、事業者もしくは事業規模を今後大きくする予定かで異なります。
一般的に、副業目的・商品数が少ない人は小口出品プラン、個人事業主や法人といった会社を経営している場合は大口出品プランを選択しているケースが多いです。
詳しくは次の項目で解説します。
Amazonで出品するまでの流れ
Amazonで個人が出品するまでに、必要となる手順は以下のとおりです。
- 事前準備
- プランを決める
- 出品用アカウントの登録
- 審査
- プロフィール設定
- 商品登録
- 商品発送
それぞれを詳しく解説します。
事前準備
個人もしくは個人事業主は、以下の6点をあらかじめ準備しておくとスムーズに出品できます。
準備するもの | 概要 |
身分証明書(顔写真付き)1点 | 運転免許証パスポート写真付き住民基本台帳カード在留カード※マイナンバー不可 |
電話番号 | アカウント作成時の本人確認のため携帯電話可能 |
有効なクレジットカード | 手数料引き落とし用 |
銀行口座関連の情報 | 売上振込用の口座情報 |
納税情報(過去180日以内に発行された各種取引明細書)1点 | クレジットカードの利用明細書インターネットバンキング取引明細預金通帳 |
メールアドレス | 出品アカウント用のメールアドレスを作成すると管理が簡単になる |
身分証明書と納税情報は、ファイル形式や指定項目が確認できるかなどの提出方法が定められています。
Amazonは出品用アカウントを作成する際に審査が行われ、どれか1つでも満たしていないと出品不可となってしまうため、不備がないか確認してください。
法人の場合は、上記に加えて会社情報や法人番号、登記簿謄本が必要です。
詳しくは公式サイトを確認してください。
プランを決める
Amazonの出品は、前述しましたが「小口出品」と「大口出品」の2種類に分けられます。
出品可能数や月額登録料が異なるため、どちらが良いかを決めておきましょう。
プラン | 小口出品 | 大口出品 |
月額登録料 | ー | 4,900円(税抜) |
基本成約料 | 100円(税抜) | ー |
販売手数料 | 有り(商品によって異なる) | 有り(商品によって異なる) |
1ヶ月に販売する予定の商品数 | 49点以下 | 50点以上 |
利用可能な決済方法 | クレジットカードAmazonギフト券Amazonショッピングカード請求書払い携帯決済 | クレジットカードAmazonギフト券Amazonショッピングカード請求書払い携帯決済コンビニ決済代金引換Edy払い |
小口出品と大口出品の特徴
小口出品プランは出品可能数が少なめですが、月額登録料が発生せず、商品が売れるまでは固定費がかかりません。
難しいツールやオプションもないため、Amazonへの個人出品が初心者の人や、何を出品するか明確に決めていない人におすすめです。
大口出品プランは月額登録料が4,900円と、決して安いとは言えない価格ですが、APIやレポートといった出品用ツールが豊富にあります。
出品数が多かったり、ECサイトでの販売を本格的に行いたかったりといった人におすすめです。
小口出品プランでは対応していない決済方法の「コンビニ決済・代金引換・Edy払い」が大口出品プランでは対応しているのも大きな違いです。
デジタル決済が主流となりつつある現在ですが、代引きとコンビニ決済もまだまだ需要があるのも事実。
販売機会を少しでも逃したくない人は大口出品プランを、費用を最低限にしたい人は小口出品プランと、自分に合うプランを選択しましょう。
プランはいつでも変更可能
Amazonの出品プランはいつでも小口出品から大口出品へ、その逆の変更が可能です。
出品用アカウント情報にある「サービスの管理」からプラン変更可能ですが、アカウントを誤って削除してしまうと、アカウント停止となるリスクがあります。
アカウントを再度作成するには、数日の期間が必要になってしまうため注意してください。
出品用アカウントの登録
出品用アカウントは、Amazonのアカウントがなければ作成できません。
もしAmazonアカウントがない場合は、先にアカウント作成を行ってから出品用アカウントを登録しましょう。
登録する際、氏名を入力する項目がありますが、必ず本名を登録してください。
これは本人確認の手続きで相違があると、登録ができないためです。
個人・法人・個人事業主で入力項目が異なるため、ヘルプページを参考にしながら進めるとスムーズに完了できます。
審査
Amazonの出品用アカウント作成後、出店審査が行われます。
審査は特別厳しいわけではなく、個人であれば個人情報が、法人・個人事業主であれば企業情報や事業内容などが見られる程度です。
審査は約3日ほどかかり、入力ミスや情報の相違があると審査に通らないため、しっかりチェックしましょう。
プロフィール設定
無事に出品用アカウントが作成できたら、プロフィールの設定を行います。
「店舗用の電話番号・メールアドレス・支払い情報・配送・返品」などの情報を設定しなければなりません。
ここで設定するプロフィールは、Amazonアカウントを所持している人であれば誰でも閲覧可能です。
そのため、顧客が不便な思いを抱かないよう、念入りに設定する必要があります。
また、大口出品プランの場合は、事業者の不正行為や悪質な勧誘行為などを防止する「特定商取引法」に従い、次のような情報を公開しなければなりません。
項目 | 内容 |
販売事業者名 | 個人は戸籍状の氏名法人は登記簿上の名称 |
店舗名 | 出品者の店舗名 |
住所 | 事業活動を行っている場所事業場所が自宅であっても入力必須 |
問い合わせ電話番号 | 消費者からの問い合わせ対応のための、現在も使用されている電話番号 |
運営責任者 | 出品に関する業務の責任者の氏名 |
許認可情報 | 法令上、表示が義務付けられている許認可や届出番号など |
ここで偽名を記載したり、存在しない住所を記載したりすると、違法行為に該当するため処罰の対象です。
正しい情報を記載するようにしてください。
商品登録
プロフィール設定が完了したら、出品する商品の登録を行いましょう。
商品登録は「相乗り出品」と「新規出品」の2種類があり、出品する商品がオリジナル商品か否かで、どちらの方法で出品するかが決まります。
相乗り出品
相乗り出品は、Amazonですでに販売されている商品に相乗りすることです。
Amazonには、1つの商品につき商品ページは1つという独自のルールがあります。
つまり、同じ商品の商品ページに複数の出品者が相乗りになるため、ブランドの影響力が強い商品はゼロから認知度や購入者を探す手間が不要となるのです。
また、すでに誰かが商品ページを作成しているため、自分で作成する必要がなく、時間的コストを削減できます。
ただし、商品ページを自分好みに変更はできません。
出品者が多い商品は価格競争に巻き込まれ安いため、綿密なリサーチが必要です。
新規出品
Amazonに取り扱いのない商品や独自の商品を出品する場合は、商品ページを新規作成して出品します。
1商品ごとに商品名や説明文、JANコードと呼ばれる商品識別番号が記載されたバーコードなどを入力して申請すると出品可能です。
新規出品は商品が売れるまでに時間や労力がかかりますが、一方で相乗り出品と異なり価格競争がないため、利益が出やすい傾向があります。
商品発送
商品出品をして顧客に購入されたら、いよいよ商品の発送です。
商品発送は「FBA」と「自己発送」のどちらかを選択できます。
FBA
FBA(フルフィルメント by Amazon)は、Amazonの配送業務を代行してくれるサービスです。
梱包・発送だけでなく、カスタマーサービスや返品対応まで対応してくれて、年中無休で対応しているため、素早く顧客に商品を届けてくれます。
商品管理のコストを軽減できますが、FBAを利用するには手数料が必要です。
基本料金以外にも商品保管費用や配送代行手数料など、各工程ごとに手数料が発生するため、注意しましょう。
また、独自の化粧箱を使用できなかったり、取り扱い不可の商品があったりするので、利用する前に自分に合うサービスかを確認してください。
自己発送
自己発送の場合、商品が注文されると商品出荷をお願いするメールを受信します。
メールを確認したら、納品書の印刷や商品の梱包・発送を行い、出荷通知を購入者に送信するまでが自己発送の一連の流れです。
全て管理画面上で処理が行えます。
商品数が極端に多いわけではなく、オリジナルのメッセージカードや化粧箱を添えて発送したい場合は、自己発送をおすすめします。
Amazon出品でかかる手数料
Amazonの出品には、小口出品・大口出品でかかる登録料や、出品商品の販売手数料・配送料など、細かな設定があります。
- 月額登録料
- 販売手数料
- カテゴリー成約料
- 配送料
- FBA在庫保管手数料
- FBA関連の手数料
それぞれを分かりやすく表でまとめたので、参考にしてください。
月額登録料
前述したように、Amazonは出品プランごとに月額登録料のあるなしが決まっています。
月額登録料がない代わりに成約料がかかるプランもあるので、自分が使いやすいプランを選びましょう。
プラン | 月額登録料 | 1商品ごとの成約料 |
小口出品 | ー | 100円(税抜)/1商品 |
大口出品 | 4,900円(税抜)/月 | ー |
1ヶ月の出品数や使える機能も異なるため、まずは手軽にECサイトで出品してみたいという人は、小口出品がおすすめです。
何を出品するかが決まっていたり、機能を使いこなして販売促進したりといった、やりたいことが明確な人は大口出品だと利用しやすい傾向があります。
販売手数料
Amazonの販売手数料は1商品ごとに発生し、商品カテゴリごとに異なり、カテゴリによっては最低販売手数料が発生するケースもあります。
カテゴリー | 販売手数料の割合 | 最低販売手数料 |
本 | 15% | ー |
DVD | 15% | ー |
携帯・スマートフォン | 8% | 30円 |
パソコン・周辺機器 | 8% | 30円 |
文房具・オフィス用品 | 15% | 30円 |
DUY・工具 | 15% | 30円 |
ビール | 6.5% | ー |
腕時計 | 15% | 30円 |
服・ファッション小物 | 1商品の売上合計3,000円以下は商品代金の12%1商品の売上合計7,500円以上は商品代金の8% | 30円 |
靴・バッグ | 1商品の売上合計7,500円以下は商品代金の12%1商品あたりの売上合計7,500円を超える部分に商品代金の6% | 30円 |
上記は手数料一覧の一部です。
38種類のカテゴリーがあり、全てに販売手数料・最低販売手数料が割り振られているため、詳しくは公式ページより確認してください。
カテゴリー成約料
本やDVDなどのメディア商品は、商品ごとに成約料を支払わなければなりません。
商品カテゴリー | カテゴリー成約料 |
本 | 80円 |
CD・レコード | 140円 |
DVD | 140円 |
ビデオ(VHS) | 140円 |
先述した販売手数料に加えての支払いになるため、4項目に該当する商品を出品する場合は把握しておきましょう。
配送料
配送料は、自己発送かFBA発送かで料金が異なります。
自己発送の場合
自己発送の場合、大口出品プランは独自の配送料を設定できますが、メディア商品の本やDVDなどは、小口出品プラン同様の配送料がかかります。
小口出品プランは商品ごとにAmazonが設定している配送料が適用されるので、次の表を参考にしてください。
商品カテゴリー | 配送料 |
本 | 262円 |
CD・レコード | 356円 |
ビデオ(VHS) | 398円 |
DVD | 356円 |
TVゲーム | 356円 |
PSソフト・コンピュータゲーム | 356円 |
おもちゃ・ホビー | 524円 |
ドラッグストア | 524円 |
ベビー・マタニティ | 524円 |
その他 | 472円+53円/kg |
海外に配送する際は、また異なる配送料金になるため、注意してください。
FBA発送
FBAを利用しての発送は「配送代行手数料」がかかります。
商品の大きさや重量などで「小型」「標準」「大型」「特大」の4つに区分されています。
【小型サイズ】
最大寸法 | 重量 | 配送料 |
25cm×18cm×2cm以内 | 250g以内 | 288円 |
【標準サイズ】
最大寸法 | 重量 | 配送料 |
35cm×18cm×2cm以内 | 1kg以内 | 318円 |
40cm以内 | 2kg以内 | 434円 |
50cm以内 | 2kg以内 | 465円 |
60cm以内 | 2kg以内 | 485円 |
80cm以内 | 5kg以内 | 514円 |
100cm以内 | 9kg以内 | 603円 |
【大型サイズ】
最大寸法 | 重量 | 配送料 |
60cm以内 | 2kg以内 | 589円 |
80cm以内 | 5kg以内 | 712円 |
100cm以内 | 10kg以内 | 815円 |
120cm以内 | 15kg以内 | 975円 |
140cm以内 | 20kg以内 | 1,020円 |
160cm以内 | 25kg以内 | 1,100円 |
180cm以内 | 30kg以内 | 1,532円 |
200cm以内 | 40kg以内 | 1,756円 |
【特大サイズ】
最大寸法 | 重量 | 配送料 |
200cm以内 | 50kg以内 | 2,755円 |
220cm以内 | 50kg以内 | 3,573円 |
240cm以内 | 50kg以内 | 4,496円 |
260cm以内 | 50kg以内 | 5,625円 |
配送料は全て税込です。
各サイズごとの配送料金には、注文商品の仕分け・梱包・配送などが含まれた料金です。
FBAの小型軽量商品プログラムに登録すると、一部サイズの配送料が安くなるので、詳しくは公式サイトを確認してください。
FBA在庫保管手数料
FBAは配送代行手数料以外に「在庫保管手数料」が発生します。
これは、Amazonの在庫保管場所にどのくらいのサイズの商品が何日保管されたかを、日割計算して請求されるものです。
服・ファッション小物、シューズ・バッグのカテゴリーと、それらを除くもので分けられます。
【服・ファッション小物、シューズ・バッグのカテゴリー】
在庫保管期間 | 小型・標準サイズ | 大型・特大型サイズ |
1〜9月 | 3.10円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] | 3.10円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] |
10〜12月 | 5.50円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] | 5.50円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] |
【服・ファッション小物、シューズ・バッグのカテゴリーを除く】
在庫保管期間 | 小型・標準サイズ | 大型・特大型サイズ |
1〜9月 | 5.16円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] | 4.37円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] |
10〜12月 | 9.17円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] | 7.76円×([商品サイズ(cm3)]/(10cm×10cm×10cm)×[保管日数]/[当月の日数] |
手数料は全て税込です。
FBA関連の手数料
FBAを利用すると、他にも以下4つの手数料がかかります。
項目 | 内容 |
長期在庫保管手数料 | Amazonの在庫保管場所に保管している商品が365日を超えた際にかかる手数料 |
納品不備受領作業手数料 | 商品に不備があるままAmazonに納品され、Amazon職員が想定外の受領作業を行う必要になった際に請求 |
返送/所有権の放棄手数料 | Amazonの在庫保管場所にある商品を返送/廃棄するときにかかる手数料1商品ごとに請求 |
購入者返品手数料 | Amazonが、購入者の返品時の送料を無料にした際に請求 |
FBAにはさまざまな手数料が必要ですが、セラーセントラルでFBA料金を見積もることも可能です。
Amazonで出品する前に把握しておくべきこと
Amazonは誰もが気軽に出品できますが、その前に把握しておくべき点があります。
- 出品禁止商品がある
- 出品制限のある商品がある
- 真贋調査がある
上記の3点について詳しく見ていきましょう。
出品禁止商品がある
Amazonでは、出品が禁止されている商品があり、もし該当商品を出品してしまうと出品停止やアカウント停止といったペナルティを受けるリスクがあるのです。
出品できる商品の基準は、商品カテゴリーやブランド、商品の種類によって異なります。
例えば、法的に保護されているブランド商品や、重大な事故に繋がりかねない商品は出品禁止となっているケースが多いです。
Amazonの出品禁止リストは常に変動し、前回は出品できたものが今回はできないときもあるため、随時確認しておくと良いでしょう。
出品制限のある商品がある
Amazonでは出品制限がかかるときもあり、制限解除申請を提出しないと出品できないケースがあります。
これは流通元が不明な商品や、偽物の流通を阻止するためであり、Amazonの信頼性を保持するためでもあるのです。
出品制限の解除申請は、書面を提出する場合もあれば、申請するというボタンを選択するだけで申請許可が降りる商品もあります。
出品禁止商品同様に、該当商品は常に変更されているため、正しい情報を把握しておきましょう。
真贋調査がある
真贋(しんがん)調査とは、出品した商品が本物か否かを審査することです。
適切な商品を出品していても、Amazonが少しでも怪しいと判断すると連絡が入るため、珍しいケースではありません。
しかし、Amazonから求められた書類を提示できないと、アカウントが削除される可能性があります。
真贋調査は基本的には拒否できないため、Amazonからの指示に従ってください。
また、改善計画書の提出を求められている場合や、あまりにも疑わしい商品が多すぎる場合、一時的にアカウントが停止される可能性もあります。
適切で誠実な対応をとれば再度出品できるようになるため、一つひとつを丁寧に処理していきましょう。
Amazon出品する際は規約違反に注意
Amazonは守るべき規約が膨大にあり、規約を守らない場合はペナルティを受けてしまうため、できる限り規約に違反しないよう注意しなければなりません。
規約違反時のペナルティについて紹介します。
- 3種類のペナルティ
- ペナルティ対象にならないために
3種類のペナルティ
Amazonのペナルティは「出品停止」「アカウント停止」「アカウント削除」の3種類があります。
出品停止は、制限・禁止されている商品を出品してしまったときや、商品がリコール対象になったときに課せられる場合が多いです。
再出品できるかは、その商品にもよるため、都度確認してください。
顧客満足度が極端に低かったり、悪質な規約違反を起こしたりした場合は、アカウント停止になる可能性が高いです。
最悪の場合はアカウントが削除され、同じアカウントでは二度と出品ができなくなります。
ペナルティ対象にならないために
深刻なペナルティを受けないために、まずは出品商品の記載情報に漏れがないか、徹底して調べましょう。
必須情報の1つでも抜けが発生すると、出品停止になってしまいます。
販売商品が法外に高価だったり、配送料が異常に高かったりという場合もペナルティを課せられやすいです。
高価格すぎても低価格すぎても処分対象になるため、適正価格での販売を努めましょう。
また、キャンセル率や低評価を限りなく少なくし、顧客への丁寧な対応を行うことも大切です。
顧客が気持ち良く買い物できるように気を付けるだけで、ペナルティを受ける回数は自然と減少します。
適切な行動を心がけましょう。
まとめ:Amazonは誰でも出品できるから初心者でも参入しやすい
本記事では、Amazonの出品方法や手数料などを詳しく解説しました。
Amazonでの出品は、個人や法人などの誰もが出品できます。
小口出品と大口出品の2つのプランがあり、自分に合うプランを選びやすく、ECサイトが初心者の人でも参入しやすいです。
しかし、規約に違反してしまうと厳しいペナルティを課せられる可能性があるため、誠実な運営を行いましょう。