ネットショッピングが自宅や出先でできることに便利さを感じる現代ですが、そんなマーケットやECモールに出店を考えている方も多くいます。
現在競合が少なく出店しやすいと言われているau PAYマーケットですが、「出店方法がわからない」「出店に必要なものは?」「出店するメリットが知りたい」と思う方も多いでしょう。
au PAYマーケットは入会金と決済手数料が0円で出店方法も簡単です。
今回この記事では、au PAYマーケットの出店方法と出店するメリットなども詳しく解説しています。
現在出店を考えている方も、出店をしている方も参考にしてみてください。
au PAYマーケットの出店方法
au PAYマーケットの出店方法は以下の手順で行います。
- Web申し込み
- 各種書類の送付
- 審査
- 審査結果
- 必要書類の送付
- 店舗出店
それぞれ詳しくみていきましょう。
Web申し込み
au PAYマーケットはWebから申し込みを行いましょう。
必要事項を入力後、「仮申し込み」のボタンを選択します。
本申込みの際は必要事項を順に入力し、口座情報などの登録を行えば完了です。
注意点としては、メールアドレスを入力する際にはフリーメールアドレスは使用できません。
独自ドメインを取得していない方は、取得してからWebから申し込みを行いましょう。
各種書類の送付
各種必要書類の送付は、以下の書類です。
法人 | 個人事業主 |
履歴事項全部証明書 | 住民票 |
印鑑証明書 | 印鑑証明書 |
上記の書類は取得後3ヶ月以内のものに限るため、注意しましょう。
審査
書類の送付後に審査が開始されます。
出店審査は1回ですが、決済サービスの利用を希望している場合は別の審査も行われます。
審査結果の連絡
審査が開始され、5営業日以内に審査結果の通知が届きます。
厳密に審査結果が通知される期間は明確にされている訳ではないですが、最短で2〜4週間以内で出店が可能です。
必要書類の送付
審査結果が通過すれば、auPAY マーケットから入会に関する書類が送付されるので、書類の必要事項を入力して返送しましょう。
具体的には、「入会申込書」「口座振替依頼書」等です。
記入漏れがあると出店までに時間がかかるので注意しましょう。
店舗出店
必要書類を送付したあとは、店舗ページの作成や商品登録などの準備を行います。
最短1週間で出店できますが、出店希望者の人数によっては前後するため把握しておきましょう。
また、決済サービスを利用する場合は、申し込みから4〜8週間ほど期間を要します。
出店までのスケジュールを立てて準備しておきましょう。
au PAYマーケットの出店費用
au PAYマーケットの出店費用は出店プランによって異なります。
出店プランは2種類あり、以下のとおりです。
- シンプル出店プラン
- コミコミ出店プラン
2つのプランをそれぞれ詳しくみていきましょう。
シンプル出店プラン
シンプル出店プランは、決済サービス導入料を含んでいないプランです。
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 5,280円 |
成約手数料 | 2.0〜6.5% |
ポイント手数料 | 1.0% |
決済サービス導入料を含んでいないため、自社で決済導入料を契約する必要があります。
コミコミ出店プラン
コミコミ出店プランは「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」が取り扱う決済サービスです。
利用にかかる各種料金を含んだプランです。
成約手数料 | 4.5〜9.0% |
決済手数料 | − |
ポイント手数料 | 1.0% |
決済手数料込みの成約料として請求されるため、売上が高くなるほど成約手数料が低くなるのが特徴です。
出店する際の売上見込みを踏まえて検討しましょう。
au PAYマーケットに出店するメリット
au PAYマーケットに出店するメリットは以下のとおりです。
- 集客力が上がる
- 料金形態がわかりやすい
- 競合が今は少ない
- 支払い方法が豊富
- 販売の仕組みが簡単
上記5つのメリットを詳しくみていきましょう。
集客力が上がる
au PAYマーケットに出店すると、大きな集客力に期待できます。
auは2,500万人ものユーザーを抱えており、業務提携している各グループ会社との相互送客もあり、日本中に顧客がいます。
日本中を相手にしている巨大なマーケットを活用することで集客に期待ができるのです。
auサービスの様々な場面でお得な特典とともにAu PAYマーケットへの誘導を行い、成約率の高い状況を生み出すことも可能です。
KDDIグループの巨大な集客力を活かして販売することが何よりのメリットとして言えるでしょう。
料金形態がわかりやすい
au PAYマーケットは初期費用が無料であり、料金プランの内容もわかりやすいのがメリットです。
au PAYマーケットは入会金や決済導入費などが無料で、手数料も成約手数料と決済手数料がまとめられているためコストを最小限に抑えて出店できます。
初心者でも簡単に出店、運営を行えるマーケットと言えるでしょう。
競合が今は少ない
au PAYマーケットは現在競合が少ないと言えるでしょう。
au PAYマーケットは、2017年にできた新しいECモールであり、参入者も国内のAmazonや楽天と比べて少ないです。
また、出店数は少ないものの流通総額は昨年比で180%と伸びているのです。
人気ECモールの場合は人気店が確立してしまっているため、今ある新しいモールで出店をすることで競合が少ない状況で戦えます。
支払い方法が豊富
au PAYマーケットは支払い方法が豊富です。
携帯キャリア独自の支払い方法として、毎月の通信量と一緒に払うこともでき、「au PAYかんたん決済」も選択が可能です。
クレジットカードを持っていない若年層もターゲットにでき、幅広い客層を狙えます。
また、銀行振込や代金引換、NP後払いなども選択できることから支払い方法の豊富さに注目を集めています。
メリットを活かすことでターゲットの幅を広げられますね。
販売の仕組みが簡単
au PAYマーケットの販売の仕組みが簡単であることもメリットとしてあげられます。
前述したとおり、入会金と決済手数料は0円で月額出店費用も5,280円とかなり安く設定されています。
出店プランに関しても「シンプル出店プラン」「コミコミ出店プラン」と運営方法が明確になっているため、初心者の方でも簡単に出店できます。
わかりやすい料金形態であるからこそ、出店のハードルが下がるでしょう。
au PAYマーケット出店に関するよくある質問
au PAYマーケット出店に関するよくある質問は以下のとおりです。
- auペイのマーケット出店数は?
- aupayマーケット出店の必要書類は?
- aupayマーケット出店の審査に落ちた場合は?
- auPayマーケットのデメリットは?
上記4つの質問を詳しくみていきましょう
auペイのマーケットの出店数は?
au PAYマーケットの出店数は2019年5月時点で15,000店です。
会員数は約2,500万人いることからも今後期待できるマーケットと言えるでしょう。
入会金や決済手数料0円というハードルの低さからも初心者の方の参入にも向いています。
aupayマーケット出店の必要書類は?
au PAYマーケットの必要書類は以下のとおりです。
法人 | 個人事業主 |
履歴事項全部証明書 | 住民票 |
印鑑証明書 | 印鑑証明書 |
必要書類は個人か法人かによっても異なり、取得後3ヶ月後までしか利用できないので注意しましょう。
aupayマーケット出店の審査に落ちた場合は?
aupayマーケット出店の審査に落ちた場合は、再審査を受けることも可能です。
ただ、時間がかかってしまったり再審査も落ちてしまうことも考えられます。
審査に落ちた場合はAmazonや楽天への出店をする方向にシフトチェンジすることも良いでしょう。
現在は国内トップ2と言っても過言ではないECモールでハードルも高く感じるかと思いますが、運用代行を利用すれば、プロの運用ノウハウを学ぶこともできます。
効率的に運用したい方は運用代行もおすすめです。
auPayマーケットのデメリットは?
au PAYマーケットのデメリットは以下のとおりです。
- 出店審査に固定電話番号が必要
- フリーメールアドレスが使用できない
- CSV機能の利用が有料
上記3つのデメリットがあげられますが、メールアドレスやCSV機能に関しては独自ドメインの取得や課金のみで解決するので、そこまで気になるデメリットにはならないでしょう。
固定電話に関しても、現在持っている方もいるかと思うので、持っていない方は検討してみましょう。
まとめ:au PAYマーケットは出店しやすい!販路拡大を狙おう
au PAYマーケットは入会金や決済手数料が0円で、出店プランもわかりやすいことから出店しやすいマーケットです。
初心者の方でも簡単に出店ができるでしょう。
ただ、出店後の運営や戦略は自分で考えて行く必要があるため、難しいと感じる方も多いのが現実です。
運営・戦略にハードルの高さを感じる方は、Amazon運用代行や楽天運用代行を利用することで、効率よく運用が可能になります。
経験豊富なプロのノウハウを学べるため、効率的に売上を増やすことができます。
ハードルの高さをどこに感じるかによって、au PAYマーケットを利用するか、Amazon運用代行を利用するかを検討してみてください。