「カラーミーショップって売れないって聞いたけど本当…?」
「せっかく手間暇かけて開設したのに全然売れない!」
カラーミーショップでECサイト運営をしていると、誰しも売れない時期があるでしょう。
その時期が長くなるほどに悩みも深くなっていく人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、カラーミーショップで売れない主な理由や対策を解説します。
また、実際の評判も紹介するので、これからカラーミーショップを導入しようか検討している人も参考にしてください。
カラーミーショップは本当に売れない?
結論から言うと、カラーミーショップが売れないと言うわけではありません。
カラーミーショップに関わらず、ECサイトで売上を伸ばすには、運営方法やマーケティング施策が必要不可欠です。
愚直に施策に取り組んでいるものの、苦戦していると言うことは、なぜ売れていないのかという分析が不足しているということになります。
例えば、そもそも集客がないという点で悩んでいるなら、ターゲット顧客のニーズを正確に捉えていない、SEO対策が不十分などが挙げられます。
また、商品がほしいという声があるものの、実際に売れる数が少ないという点ならば、競合分析の不足や適切な価格設定ができていないと考えられるでしょう。
カラーミーショップ自体は機能やデザインテンプレートを豊富に提供しています。
これらを駆使して自社の運営課題に向き合うことで、自社商品が売れないと言う状況を打ち破れるようになるでしょう。
カラーミーショップで売れない3つの理由
カラーミーショップで売れない理由は、主に次の3つが挙げられます。
- 効果的な集客・宣伝ができていない
- 途中離脱が多い
- リピーターがいない
上記はカラーミーショップにかかわらず、全てのECサイトに言えることです。
一つずつ掘り下げて解説するので、自社の状況と照らし合わせながら参考にしてください。
効果的な集客・宣伝ができていない
ターゲットとなる顧客層を正確に把握できていない場合、広告や宣伝の効果が低下します。顧客のニーズや興味に合ったメッセージを発信できなければ、購買意欲を引き出すことができません。
例えば、10〜20代がターゲットの場合、新聞広告で宣伝しても新聞を利用している人数が少ないため、効果はほとんどないでしょう。
若年層をターゲットにするならば、利用者数の母体が多く、集客チャンスが豊富なInstagramやTikTokなどのSNS運用が効果的です。
また、広告以外の検索結果から流入する自然検索が少ない点も、人の目に触れる回数が減ってしまうため、効果的な集客ができていないと言えます。
これらの要素が組み合わさることで、効果的な集客や宣伝ができず、売上の伸び悩みへと繋がります。
途中離脱が多い
途中離脱とは、ショップに訪れる人はいても購入にまで至らずにサイトから離脱してしまうことを言います。
この事象の最も大きな原因の一つが、使いづらいサイト設計になっている点です。
商品を直感的に探しづらい、購入ボタンがどこにあるか分からないなど、様々な観点から途中離脱の原因が挙げられるでしょう。
現代は特に、スマートフォンを所持している割合がほとんどなため、サイトがスマートフォンに適応していないとすぐに離脱されてしまいます。
これは、ECサイトがPC用もしくはガラケー用になっているため、スマホユーザーからは使いづらいと思われてしまうからです。
したがって、途中離脱やカゴ落ちを防ぐためにも、商品検索から決済完了までいかにスムーズに終えられるかが大切なのです。
リピーターがいない
訪問客、購入客はいるものの、2回目以降の購入者がいない場合は、顧客満足度の低さが原因と考えられます。
購入後のアフターフォローや届いた商品の満足度などが期待値以下だと、リピーターになる可能性は激減します。
特典やキャンペーンなど、顧客が商品以外にも得をする制度を導入したり、顧客へのギブ精神を高めたりすることで、リピーターになる可能性は高まるでしょう。
当然ながら、新規顧客の獲得も重要視しつつ、リポート対策を徹底しすることで売上が伸びやすくなります。
カラーミーショップが売れないときの5つの対策
カラーミーショップで売上が伸びない時の対策は、次の5点が有効です。
- 販売価格が適正かライバルサイトをチェックする
- 集客力を高める
- ユーザビリティを意識する
- メルマガを送る
- セールやキャンペーンを実施する
それぞれを詳しく見ていきましょう。
販売価格が適正かライバルサイトをチェックする
自社商品と同じような商品を取り扱う他店舗と比較し、自社商品の価格が高すぎないかを確認しましょう。
競合店が似た商品をより安く提供している場合、顧客は自社のよほどのファンでない限り、競合店で購入する傾向が強いです。
一方で、価格が安すぎても価格競争に巻き込まれてしまい、利益が圧迫されるだけでなく、商品の価値が低く見られるリスクもあります。
人件費や材料費は店舗ごとに違うため、単純に価格を下げるだけではなく、価格に見合った付加価値を提供するというのも有効な手段です。
集客力を高める
集客力を高めるには、どれだけ多くの人に見られるかが重要で、そのためにはSEO対策とSNS運用が役立ちます。
まずは、SEO(検索エンジン最適化)対策です。
サイト内のコンテンツを充実させ、ターゲットとするキーワードを適切に配置することで、検索エンジンの結果ページでの順位を上げると良いでしょう。
自然検索からの訪問者が増えることで、自然に売上も伸びていきます。
カラーミーショップの有料プランでは、WordPressなどのブログと連携が可能なため、商品説明やブログ記事などのコンテンツを定期的に更新し、ユーザーにとって価値のある情報を提供しましょう。
次にSNS運用についてです。
ターゲットの年齢層によって、facebook・Instagram・Xなどと主に利用しているSNSが異なります。
どのSNSが自社商品にとって最適か分析し、定期的な投稿やキャンペーンを行うことで、自店舗に流入する顧客数が増加しやすい傾向があります。
SNSマーケティングを行い、フォロワー数を増やすことで露出を増やしましょう。
ユーザビリティを意識する
ユーザビリティを高めるとは、簡単に言うと使いやすさを追求することです。
そのためには、顧客が目的の商品に簡単にアクセスできるようにカテゴリー分けや検索機能を改善し、顧客が商品をストレスなく見つけて購入できるようにしましょう。
また、商品ページの情報を充実させることも大切です。
商品画像が高画質、説明欄が詳細、サイズガイドがあるなど、顧客が安心して購入できる工夫を行います。
特に、複数の画像や動画を用いて商品を多角的に紹介すると効果的です。
メルマガを送る
メルマガを送ることは、顧客の関心を引いて自店舗に再訪問を促す点で効果があり、リピーターを増やすことにも貢献します。
定期的なメルマガで新商品やセール情報、キャンペーンなどの最新情報をタイムリーに提供することで、顧客との接点を維持するのです。
時事的なメルマガだけでなく、商品の使い方や専門的なアドバイスなどの価値のあるコンテンツを提供すると、より魅力的な読み物となります。
セールやキャンペーンを実施する
季節ごとのセールや周年記念セールなどを定期的に行うことで、顧客の購買意欲を喚起しましょう。
特に、期間限定のセールは緊急感を生み出すため、自店舗への訪問数が増加します。
また、新規顧客向けの初回購入割引や、リピーター向けの特典付きキャンペーンなど、顧客層に応じた戦略を展開することで、異なるニーズを持つ顧客にアプローチが可能です。
セールやキャンペーンで購入した顧客へのアフターフォローとして、感謝を伝えるメッセージや次回使える期限付きのクーポンを送ることもおすすめします。
カラーミーショップの評判
これからカラーミーショップの導入を検討している人は、評判も気になるでしょう。
そこで、良い評判・悪い評判に分けて紹介します。
どちらの評判も知っておくと、今後の判断にも役立つので参考にしてください。
良い評判
カラーミーショップの良い評判は、次の3点です。
- かかる費用が少ない
- 初心者でも運用しやすい
- 独自性のあるサイトを作成できる
かかる費用が少ない
カラーミーショップは初期費用が少なく、無料で利用できるフリープランや、月額4,950円で利用できるレギュラープランを提供しています。
事業規模に合わせたプランを選択でき、無駄なコストをかけずにショップ運営を始めることができます。
さらに、有料プランでも30日間の無料体験が可能で、自分が利用したい機能を事前に確認できます。また、豊富なテンプレートや機能数が提供されているため、デザイン面でも大きな出費を必要としません。
カラーミーなら安価で始められるにもかかわらず、顧客分析や顧客を集客する為の手段、顧客を取り落とさない為の機能など様々な機能が付いている。それでその料金を払えないショップなのであれば、ネットショップはやめたほうがいいだろう。(個人の趣味などのショップを除いて)
オリジナリティのあるネットショップを安価に立ち上げ、運用することが出来た。テンプレートが豊富にありカスタマイズできるので、ファーストインプレッションでイメージを付けたい場合などは、印象の残すことが出来るので独自にサイトを作れるメリットは大きいと感じた。
必要な機能がすべてそろっていて安価な価格から始められること。カラーミーなら安価ではあるが、多少規模感が大きくなっても問題無くそのまま運用が可能なのは嬉しい所。
(引用:ITrevie)
初心者でも運用しやすい
カラーミーショップは、初めてECサイトを運営する人も選ぶケースが多いプラットフォームです。
理由は、シンプルな管理画面にあり、初心者でもストレスなく利用できるよう工夫されています。
商品やカテゴリーの追加や編集も、ドラッグ&ドロップ機能を使って簡単に行えるため、操作に迷うことがありません。
そのため、プログラミングの知識がなくても安心して利用できます。
マニュアルがしっかりとしており、使える機能がある程度絞り込まれているので初心者でもわかりやすく、ネットショップの開設がしやすいです。今までネットショップを持っていなかったのですが、開設したことにより、毎月40万円程度は売り上げが出るようになりました。
ECサイト初心者でもちょっと頑張れば作成できるし、分からないところがあれば、カスタマーサポートが、とても丁寧に対応してくれるからです。
初心者から中級者くらいまでの方なら満足できるシステムになっているのではないでしょうか。運用面でもサポートもしっかりしているのでいいですね!
(引用:ITreview)
独自性のあるサイトを作成できる
カラーミーショップは、HTMLやCSSの編集機能を提供しています。
これにより、プログラミング知識がある方はさらに細かい部分までサイトをカスタマイズできるのです。
他とは差をつけた、個性的でブランドイメージに合ったデザインを実現できるため、ブランディングを成功させたい人にもおすすめできます。
さらに、プラグインやウィジェットを活用することで、サイトの機能を拡張し、訪問者にとって魅力的なコンテンツの提供が可能です。
トップページ、一覧ページ、商品詳細ページなど、それぞれのカテゴリでHTMLとCSSを使って自由にデザインすることができるのがとても良い!フリーページも作ることができる。システムで管理される項目(商品名・商品No・価格など)は独特のタグがあり、それを入れるだけで簡単に共通の項目や商品についての情報を表示させることができるのがとても良いです!
HTMLやCSSにより、様々なお客様への特典やメッセージカード事例などの表現力がアップできる
HTMLやCSSのコードで商品の説明で文字の大きさや、色変更もでき、またLPページも作成できるためキャンペーン特別ページや販促ページも気軽に作成できる。管理画面も分かり易く、在庫数の設定や表示の順序も簡単に設定できる。
(引用:ITreview)
悪い評判
カラーミーショップの悪い評判は、次の3点です。
- テンプレートによって機能が異なる
- 集客力が低い
- サポートの対応が遅い
テンプレートによって機能が異なる
あるテンプレートでは特定の機能が使える一方で、別のテンプレートでは同じ機能が利用できない場合があります。
これは、テンプレートごとに設計思想や機能の優先度が異なるためです。
例えば、あるテンプレートはシンプルなデザインに重点を置き、他のテンプレートは豊富な機能性を提供することに重点を置いています。
一度選択したテンプレートでは、後から簡単に機能を変更することが難しい場合もあり、慎重な選択が求められます。
使用しているテンプレートのせいだと思うけどレスポンシブ対応が雑すぎて、追記したものをどう表示させるのが正解かがわからなすぎる。
(引用:X)
カラーミーでテンプレートを選ぶときは、レスポンシブ対応を選びましょう。
(引用:X)
集客力が低い
カラーミーショップは集客力が弱いため、自社で施策を行う必要があります。
実際、SNSや広告を駆使して集客しているショップも増えていて、集客を成功させるためには、多様な施策を行わなければなりません。
また、有料プランへの変更が集客力の向上に直結しない場合もあります。
デザインにこだわりがない場合は、無料のフリープランでも十分でしょう。
他のショッピングモールと比較すると集客力が弱いので、今後は集客力を強化してほしいです。今でもInstagramと連携する機能はありますが、よりダイナミックな集客方法を考えてほしいと思います。
集客力が弱く、有料プランに変更しても変わらないと聞くので、デザインなどこだわりがなければBaseでいいかと思ってしまいます。また無料のテンプレートはあまりよくないというかダサいのでそこで有料にもっていくならば集客力が高まるような機能も同時に追加してほしいです。
(引用:ITreview)
サポートの対応が遅い
カラーミーショップのサポートは、有料プランになると電話によるサポートも提供されますが、基本的にはAIチャットとメールが主な対応手段です。
そのため、問題が解決しない場合は、問題を把握してからメールでの問い合わせが必要になり、解決までに時間がかかることがあります。
返答までに数日かかるケースもあるようですが、翌営業日にはほぼ返答がくるため、急ぎでない案件については満足度が高いという声もあります。
サポートから納得のいく回答が得られずお客様を何週間もお待たせしている
(引用:X)
電話欲しい時に『いつ かかってくるか分からないシステム』だから、タイミングによっては電話に出られなくて、結局メールとかで「はい解決させる方法どぞ」とかなの何とかならないかな、困ってる。。。そのメールの方法は大体試してるから。。。
(引用:X)
サポートが遅くて非常に心配ですね。二日前メール送ったのにまだ返事なし、もし本番運用の時に問題が発生したらすぐサポートもらえないこともリスクとしては考えておく必要が出てきそう。もう少しまってみよう。
(引用:X)
カラーミーショップ以外のおすすめできるECサイト
カラーミーショップは初めてのECサイト運営者にとって使いやすく、無料で利用できるフリープランや豊富なデザインテンプレートがある点が特徴です。
しかし、集客力や認知度の高さで比べると、Amazonや楽天市場といったモール型ECサイトもおすすめです。
Amazon
カラーミーショップ以外にもおすすめできるECサイトの一つがAmazonです。
Amazonは世界最大級のECサイトであり、その巨大な顧客基盤と高い信頼性が特徴です。
Amazonは1つの商品で1ページしか商品ページを作成できませんが、Amazonを知らないという人はほとんどいないほどに認知度が高いです。
検索エンジンでも検索結果に自社商品が表示されるケースも多く、SEO対策を行うことでより多くのユーザーにアクセスしてもらうことが可能になります。
また、Amazonの広告プログラムやフルフィルメントサービスを活用することで、効果的な販売を行うことが可能です。
楽天市場
楽天市場は、日本国内で最大級のオンラインショッピングモールであり、多岐にわたるジャンルの商品が集結しています。
楽天ポイントやクーポンなどの特典制度が充実しており、ユーザーにとって魅力的な購買環境を提供しています。
また、楽天は独自のシステムを構築しているため、出品者にとっても販売活動を支援するインフラが整っているのです。
それにより、楽天のプロモーションツールや広告サービスを活用できるため、集客力を高めることができ、売上を伸ばすための効果的な手段となります。
ECサイトの運用で悩んだらサイバーレコード
ECサイトの運用でお悩みの際は、サイバーレコードにお任せください。
弊社は経験豊富なチームと効果的な戦略を駆使し、ECサイトの運用を支援するだけでなく、売上の伸び悩みや管理の難しさに対処し、最適な解決策を提供します。
無料相談も随時受け付けていますので、些細な疑問でもお気軽にお問い合わせください。
カラーミーショップが売れないときによくある質問
カラーミーショップが売れないときによくある質問を集めました。
- カラーミーショップのデメリットは?
- カラーミーで販売できないものは何ですか?
- カラーミーショップで軌道に乗るまでどのくらいかかる?
- カラーミーショップでトラブルがあったときはどうすればいい?
カラーミーショップのデメリットは?
カラーミーショップは集客力が弱く、プログラミングの知識がなければ独自性のあるサイトを構築できないというデメリットがあります。
しかし、だからといって売れないわけでなく、戦略を駆使することで売上を向上させることができます。
詳しくは本記事の「カラーミーショップが売れないときの5つの対策」を参考にしてください。
カラーミーで販売できないものは何ですか?
カラーミーショップで販売禁止となっている商品は下記の通りです。
- アダルトビデオ・DVD、ヌード写真、アダルトグッズ、ゲームその他の性風俗に関する商品及び成人向け商品全般。
- 賭博、富くじに関連する商品等
- たばこ、ニコチンが含まれる電子たばこ、リキッド
- 商品券、プリペイドカード、印紙、切手、回数券、その他の有価証券等の金券類
- 動物の生体及び生体の一部、生物(ただし、観賞用魚類及び昆虫を除く)
上記以外にも販売できないものがあるので、自社商品が該当しないかをしっかり確認ましょう。
カラーミーショップで軌道に乗るまでどのくらいかかる?
カラーミーショップにかかわらず、BASE・Amazon・楽天市場などでも、軌道に乗るまでは数ヶ月かかります。
場合によっては年単位で時間がかかるケースもあるため、少しでも早く軌道に乗せるためには集客に注力することが重要です。
カラーミーショップでトラブルがあったときはどうすればいい?
システム障害の場合は、障害情報を確認しましょう。
該当するものがある場合は復旧等の進捗が報告されます。
それ以外のトラブルの場合は、時間に余裕がある際はAIチャットを利用すると、ほとんどの内容は解決できます。
急ぎで解決したいときは、有料プランに加入することで電話対応が可能です。
まとめ:カラーミーショップで売れない時は原因と対策を分析しよう
カラーミーショップで売上が伸び悩んでいる場合、課題を明確に把握し、適切な対策を講じることが重要です。
サイトの設計やデザイン、商品ページの充実度など、売上に影響を与える要因を徹底的に分析することで、対処すべき対策も浮かんできます。
さらに、競合他社や類似業界の動向も把握し、差別化ポイントを見いだしましょう。
それでも売上が向上しないときは、弊社にお気軽にご相談ください。