ECサイト構築には手間も費用もかかりますが、一度作成したサイトを永久に使い続けられるわけではありません。
なぜなら、サイトデザインや構築の技術、セキュリティ環境はもちろん、ユーザーが求めるページも様々に変化しているから。
ECサイトリニューアルを成功させるためには、環境を整えて問題点や改善点を明確にしてリニューアル内容を定め、適切な改善を実施していくなど、押さえるべきポイントがあります。
古臭いサイトデザインでは十分な集客効果を期待できませんし、使い勝手やセキュリティ面での不安があれば、企業としての信頼性を損ないます。
このページでは、ECサイトリニューアルの必要性や事前に押さえておくべき注意ポイントから、目標を達成し、リニューアルを成功に導くためのポイントまで、詳しく解説します。
ECサイトリニューアルで大切な資金や時間を無駄にしないように、しっかりとポイントを押さえて効率のよいリニューアルを行っていきましょう。
ECサイトリニューアルの必要性
ECサイトリニューアルの必要性が高いケースとしては、既存サイトに以下のような問題点や課題ありの場合が挙げられます。
- セキュリティー環境の問題
- 売上アップのための機能不足
- サイト閲覧のスピード遅延
- スマートフォンへの対応不足
これらの問題点や課題について、詳しく見ていきましょう。
セキュリティー環境の不安
セキュリティ環境に不安のあるECサイトで集客しているようでは、企業の信頼性を損ないます。
システムが古ければセキュリティのサポート外となることもあり、早急な対策が必要です。
特に個人情報や企業情報の入力を求めるECサイトで、セキュリティ面に脆弱性があれば企業として致命的な問題ともいえるでしょう。
ECサイト構築の技術も日々進歩していますが、コンピューターウィルスなど不正プログラムも進歩しています。そのような環境下でユーザーを守り、ECサイトを安全に利用してもらうための環境を整えておくことも重要なのです。
売上アップのための機能不足
ECサイトで売上向上を目指すためには、消費者ニーズに合った商品やサービスを的確に表示させ、魅力を感じてもらうための施策も必要です。
ECサイトのシステム上の機能不足で十分なアピールができないのであれば、新たな機能を実装したり、効率のよいシステムを導入したりすることが求められるでしょう。
システムが古いから、機能がないからできない、などと諦めていては、集客や売上アップへの改善も期待できません。
サイト閲覧のスピード遅延
ECサイトを閲覧する際に、ページの表示があまりに遅いとユーザーのストレスになり、確実に離脱率が上昇します。
どんなに魅力的な商品ページを作成しても、そのページがなかなか表示されないようでは離脱されてしまい、成約に結びつくチャンスさえ得られません。
サイト構築スタイルやシステム、サーバーなどの問題でECサイトの閲覧スピードが遅い場合は、早急な原因究明と改善策を施す必要があります。
スマートフォンへの対応不足
ECサイトを快適に閲覧してもらうためには、PCでもスマートフォンでもタブレットでも、どのサイズのデバイスからも問題なく見られる表示にする必要があり、これをサイトの「レスポンシブ対応(レスポンシブ化)」といいます。
現在ではほとんどのECサイトでレスポンシブ対応が当たり前になっていますが、対策がなされていないサイトもまだまだ見受けられる状況です。
ECサイトは、そのほとんどがスマートフォンで閲覧されています。スマートフォンで見たときに画面表示が崩れるようでは、ほぼ間違いなく、大きな機会損失を生み出してしまいます。
PCでの表示がどんなに見やすくても、実際に多くのユーザーが閲覧するスマホ表示に問題があれば、思うような成果にもつながらないでしょう。
ECサイトで収益をアップさせるためには、集客の柱となる「スマホユーザー」のユーザビリティを高める施策は欠かせません。
ECサイトのリニューアルをしたくてもどう改善したらいいのかわからない、どこから手をつけていいかわからない、などのお悩みは、ECサイト運営代行会社にお気軽にご相談ください。
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ECサイトリニューアル前に押さえておくべき注意ポイント
ECサイトリニューアルを検討する際には、以下の注意ポイントも押さえておきましょう。
- ECサイトリニューアルは新たなスタート
- 予算やスケジュールに注意
- ECサイトリニューアルにはリスクもある
ECサイトリニューアルは新たなスタート
ECサイトのリニューアルさえすれば、すべての問題が解決するというわけではありません。
ECサイトリニューアル後は、そのサイトを最大限に活かして集客、収益獲得ができるようにブラッシュアップしていくための分析や改善作業も欠かせないのです。
ECサイトではどんなサイト環境においても様々な施策を行い、効果を検証し、問題点を改善しながら、より売上アップに貢献する方法を模索していく必要があります。
ECサイトのリニューアルは新たなスタート地点であることを社内の共通意識として徹底し、集客にも収益アップにも成果を発揮するサイトづくりに取り組んでいきましょう。
予算やスケジュールに注意
サイトの規模にもよりますが、ECサイトのリニューアルでは費用も時間もかかります。
限られた予算や時間で費用対効果を最大限に引き出すには、ECサイトリニューアルに向けた計画スケジュールも非常に大事です。
目指すポイントをしっかりと定めて、費用とスケージュールを無駄なく組んでいきましょう。
目標や計画性の定まらないプランでは、どんなに費用や時間をつぎ込んでもよいECサイトづくりはできません。
ECサイトリニューアルにはリスクもある
これまで長年継続してきたECサイトをリニューアルすれば、必ずしもプラスに作用するとは限りません。
ECサイト制作で失敗すれば、リニューアル後にガクンと業績が下がってしまうといったことも実際に起こり得ます。
なんとなくおしゃれに、見やすく、などといったイメージでリニューアルしただけでは、思うような成果は得られないでしょう。
ECサイトをリニューアルする際は、既存のページからどの部分をどう改善していくのか、具体的に検討したうえで集客アップ、収益アップを実現できるサイトを構築していくことが重要です。
安易な判断でのECサイトリニューアルは、失敗のもと。リニューアルを行うのであれば成果を生み出すサイトを狙いましょう。
ECサイトのリニューアルを検討する際は、ECサイト制作のプロに相談する方法もあります。あわせてご検討ください。
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ECサイトリニューアルを成功に導く6つのポイント
ECサイトリニューアルの必要性や注意ポイントを踏まえて、次は具体的なリニューアルのポイントをチェックしていきましょう。
ECサイトのリニューアルを成功させるためには、以下の6つのポイントを押さえておきたいところ。
- ユーザビリティを最優先する
- 現在の問題点や改善ポイントを徹底分析する
- 社内でサイトリニューアルに取り組む環境をつくる
- サイトリニューアルの目標を具体化・数値化する
- サイト流入を増やすコンテンツづくりを行う
- リダイレクトも活用する
1つずつ詳しく解説します。
ユーザビリティを最優先する
ECサイトでは、ユーザーがサイトを利用する際の「使い勝手」を最優先に考える必要があります。
- 入力フォーム
- 商品の検索
- 料金表示
- 商品説明
- 関連商品の紹介
- 支払い方法
ユーザーの触れる部分が見やすくてわかりやすく、使いやすいサイトであることが最も重要です。常に、ユーザーの「かゆいところに手が届く」サイトづくりを検討していきましょう。
入力フォームの最適化については、以下の記事で詳しく解説しています。
現在の問題点や改善ポイントを徹底分析する
現在稼働しているECサイトの問題点はどこにあるのか、これまでの成果や失敗を踏まえ、複数の改善すべきポイントを押さえてリニューアルを検討することが大事です。
ECサイトのセキュリティ面やユーザーが商品を見つけやすい導線など、目的意識をもって収益アップにつながるサイトづくりを目指しましょう。
問題点と改善すべきポイントが明確になっていれば、目的を果たすためにやるべきことも明確になり、無駄のないサイトリニューアルを実施できます。
例えばECサイトでユーザーの「合わせ買い」を促進するためにできることは、以下の記事で紹介しています。
社内でサイトリニューアルに取り組む環境をつくる
企業の顔にもなるECサイト。このECサイトのユーザビリティを向上させるには、顧客との距離が近いスタッフも含めたチームなど、最適なサイトリニューアルを検討するための環境づくりが必要となるでしょう。
少人数で組織されている企業であれば、意思疎通もしやすいですが、複数の部署があるような規模の大きい企業の場合は、まずチームづくりから検討する必要があります。
なんとなくのイメージだけだったり、部署ごとの目標ポイントがバラバラな状態だったりする中で計画されたサイトリニューアルでは、十分な成果は期待できません。
ユーザーから直接様々な意見をキャッチしているスタッフ陣も交え、既存サイトの問題点を徹底的に探り、よりよい改善を検討することが求められるでしょう。
サイトリニューアルの目標を具体化・数値化する
ECサイトのリニューアルで費用対効果を高めるためにも、目標は具体的に、数値化しておきましょう。
例えば
- ECサイトによる集客◯%アップ
- CVR(成約率)◯%アップ
- 客単価◯%アップ
など、何をどう改善してプラスに転じさせるか、誰もが共通の認識をもてる目標を定めておくのです。
このように目的を明確に数値で示すことで、さらなる改善のために実施すべき具体策を検討しやすくなり、社内のモチベーション維持にも役立ちます。
サイト流入を増やすコンテンツづくりを行う
近年ではECサイトでも、潜在客へのコンテンツマーケティングとして、ブログコンテンツを掲載しているケースが増えています。
ECサイトで提供する商品やサービスのターゲット層向けに、商品ページとは切り離して役立つ情報を届けるわけですね。
このブログコンテンツが、サイトへの流入客を増やし、ECサイト内の商品やサービスを知ってもらうための重要なツールとなるのです。
役立つコンテンツを豊富に提供することでユーザーへの信頼性を高め、顧客満足度向上、商品を購入する行動へと導きます。
ブログコンテンツでSEO効果を高めていけば、ECサイト全体のSEO評価も上昇、検索順位の改善にもつながり、さらなる集客増も期待できるでしょう。
リダイレクトも活用する
既存のECサイトで多く検索されていたページについては、そのURLのパワーを引き継ぐためにも、リダイレクトを設定しましょう。
ECサイトリニューアルで、サイトURLを変更する場合も、旧サイトURLから新しいサイトURLにリダイレクトを設定します。
リダイレクトとは、旧WebサイトのページやサイトURLから、新しいURLに自動的に転送させる仕組みのこと。
リダイレクトを設定しなければ、過去のURLをブックマークしているユーザーが新しいページにアクセスできないだけでなく、過去検索上位にあった記事やサイトも、すべてリセットされゼロからのやり直しになってしまいます。
サイト移行時にURLの変更が発生する場合は、必ずリダイレクト設定が必要です。
ECサイトリニューアルでよくある質問
最後にECサイトリニューアルでよくある質問を紹介します。
- ECサイトリニューアルで企画書の作成する方法は?
- ECサイトリニューアルにはどのくらい費用がかかる?
- ECサイトのリニューアル手順は?
- ECサイトのリニューアルで使える補助金はある?
リニューアル前に疑問が残らないよう、しっかり確認しましょう。
ECサイトリニューアルで企画書の作成する方法は?
ECサイトをリニューアルする際、効果的な企画書の作成は成功の第一歩です。課題や改善点が決まったら、それらを元に企画書を作成しましょう。
企画書には主に以下のような内容を含めます。
- リニューアルの概要
- リニューアルの目的
- リニューアル後のターゲット
- 現サイトの課題・改善点
- 予算やスケジュール
まず、リニューアルの概要や目的・現状の問題点を明確に洗い出します。次にリニューアルの目標や戦略を設定し、それに基づいて具体的な行動計画を策定します。
そして予算やスケジュールを考慮し、必要なリソースやチームを組織します。企画書は詳細かつ具体的でなければならないため、要点を押さえつつ簡潔な文章で伝えることが大切です。
ECサイトリニューアルにはどのくらい費用がかかる?
ECサイトのリニューアルは、各制作会社によって異なりますが、おおよその費用相場があります。
費用は以下を参考にしてみてください。
リニューアル規模 | 費用相場 |
---|---|
小規模 | 〜100万円 |
中規模 | 200〜500万円 |
CMSでのECサイト構築 | 100〜300万円 |
一般的な価格帯は、小規模なECサイトなら100万円未満・中規模なECサイトなら200万円から500万円程度が一般的な相場と言えるでしょう。
ECサイト開発会社は独自のシステムではなく、オープンソースのプラットフォームを活用する場合もあります。例えば、EC CUBEやWordPressのような公開されているシステムをベースに開発することがあります。
この方法を採用すると、費用を比較的抑えることができ、一般的には100万円から300万円程度でリニューアルができるでしょう。
ECサイトのリニューアル手順は?
ECサイトのリニューアル手順は以下の通りです。
- 現状・課題分析
- コンセプト定義
- ECプラットフォーム選定
- 決済種別の選定
- サイト制作
- 商品登録・各種設定
- リニューアル
まずは現状・課題分析をし、問題点を特定します。次にリニューアルのコンセプトと目標を設定し、企画を考案します。
その後ECプラットフォーム・決済種別の選定やサイト制作を行えば、リニューアルの大枠が完了します。最後に商品登録を行えば手順は完了です。
ECサイトのリニューアルで使える補助金はある?
ECサイトのリニューアルで使える補助金には、以下の種類があります。
- 事業再構築補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 各自治体によるIT補助金
ECサイトのリニューアルには、地域や業種によって異なる補助金や助成金が利用できる場合があります。
地方自治体や産業団体が提供する補助金があります。これらの補助金は、新たなテクノロジーや雇用の促進、地域経済の活性化を支援するために提供されます。
詳細な情報は地域や業種に応じて変動するため、関連機関や専門家に相談し、適切な補助金を見つけてみましょう。
ECサイトリニューアルで集客力も収益も向上させよう
ECサイトをリニューアルするのは、簡単なことではありません。
特に規模の大きいECサイトのリニューアルには、膨大な費用と手間がかかるでしょう。
その費用や手間をかけた分、リニューアルしたECサイトで成果を出していくには、企画段階で既存サイトの問題点や改善すべきポイントを十分に検討し、具体的な目標を定め、適切なサイトづくりを目指すことが非常に重要です。
ECサイトリニューアルでサイト構築で外部委託を検討する際は、業者選びも重要なポイントとなります。ECサイト運営代行会社選びで迷ったら、ECサイト改善の実績多数、サイトリニューアルの経験豊富な「サイレコ」にご相談ください。