SEOの3大要素 ~検索からの流入アップ!~
楽天で大切な3大要素は以下の通りです。
- Hitさせる・・・探している人に見つけやすく
- 正確性・・・正しい内容
- 順位・・・なるべくいい位置に表示させる
なんとなくはわかるけど具体的には・・・?という方にもそれぞれ詳しく解説していきます!
Hitさせる
ユーザは様々な条件で商品を検索します。
そのため、楽天のRMS内で設定可能な箇所【キーワード】【ジャンル】【タグ】はできるだけ設定しましょう。
商品の重要情報を登録していない場合は、ユーザの検索結果に表示されない可能性があります・・・。
正確性
商品の魅力・訴求点に沿った内容の登録を行いましょう。
商品と関係ないキーワード、ジャンル、タグによる検索ヒットはユーザの誤購入に繋がるため、そのような登録は避けましょう。
- 商品の魅力にあった内容のキーワード
- 商品が所属すべきジャンル
- 商品に付けたほうが良いタグ
下記は一例です。
順位
検索結果の順位は検索キーワード毎のユーザ行動を追跡、分析して決めています。
また、キーワードの順列もSEOへ結びついています。
前後の単語に関連が強いほどキーワード検索で上位に表示される可能性が高まります。
「マグカップ 保温 蓋付き」と検索しているユーザが商品を支持していると判定すれば、そのキーワード検索ではその商品が上位に表示されます。
※全く同じ商品を複数登録されている店舗もありますが、ユーザの行動による評価が複数の商品に分散してしまうため、検索順位の観点からは推奨されません。
楽天市場のサーチナビゲーション機能
楽天市場では多種多様な商品が販売されており、まずは欲しい商品をさがしますよね。
その際、ユーザは「サーチワード」「ジャンル」「タグ」に条件を追加して、商品を絞り込みます。
ご存知かと思いますが、具体的にはどんなところから絞り込みをされているかは以下をご確認ください!
キーワードサーチ
欲しい商品に関連するキーワードを入力して検索します。
検索ワードを複数入力することで、ユーザは商品を絞り込みます。
ジャンル選択
ジャンルを選択することで当該ジャンルの商品に絞り込み、タグを選択することで、ユーザは商品を条件に沿ってさらに絞り込むことができます。
欲しい商品の種類が決まっているユーザに有効です。
ランキング
ジャンル別にランキングを軽鎖しており、人気商品が気になるユーザに利用されています。
(ジャンル選択同様、当該ジャンルの商品に絞り込み、タグを選択することで、商品を条件に沿って絞り込みを行うことができます)
楽天市場のタグナビゲーション
さっきから出てきている「タグ」とはなんでしょう。
タグとは、ユーザが商品やを容易に絞り込むことができるように、全商品ディレクトリ毎の「ブランド」や「食品の状態(冷凍など)」「生産国」などといった商品特性に基づいた属性情報を定義しているものになります。
タグの種類
タグは大きく分けて「製品属性タグ」と「非製品属性タグ」に分類されます。
「製品属性タグ」はブランド、カラー、素材など、その商品独自の「製品特徴」を表します。
「非製品属性タグ」は中古、訳あり品、レンタルなど、同じ製品でも異なる商品の状態や販売方法などを表します。
商品にタグを登録する方法は以下のブログでご紹介していますので参照ください!
商品にタグが登録されると
タグIDを登録することによって、楽天市場内でユーザは商品を「商品検索結果ページ」と 「ランキングページ」にて目的に沿った条件で絞り込む事が可能となります。
適切なタグIDを登録していない場合は、ユーザの絞り込み結果に商品が表示されないため、商品露出機会の損失に繋がります。
非製品属性タグについては、中古、訳あり品、並行輸入品などの商品の状態を登録することでユーザの誤購入によるクレームを防止することが可能となります。
なお、楽天市場ではタグを利用した検索ナビゲーションの改良を継続的に実施しており、タグの重要性は今よりさらに高まる傾向にあります。
タグの自動付与
楽天では店舗の商品に対し、タグを自動付与する取り組みも実施しています。
ユーザにより商品を探しやすい売り場を提供することを目的に、
店舗が登録した商品情報から商品の属性を表す単語(ブランド、カラーなど)を抽出して、自動的にタグIDを付与する取り組みを行っています。
なお、店舗様が既に同様のタグの分類に対してタグを紐付けている商品には、タグ自動付与を実施していません。
タグ自動付与の条件
条件 | 対象のタグと関連するキーワードがある商品 (レンタル、並行品、外箱不良、賞味期限間近 等) |
チェック対象 | ・商品名 ・PC用キャッチコピー ・PC用商品説明文 |
自動付与対象外 | 店舗が既にタグを紐付けている商品 |
タグ自動付与の仕組み
タグ自動付与は商品の属性を検知するための情報元によって、対象となる全商品ディレクトリ・タグの分類、実施時期が異なります。
以下の3つの仕組みで実施しています。
- 項目選択肢別在庫設定有りの商品に対するタグの自動付与
- 商品名・商品詳細から属性を抽出し、タグに変換して自動付与
- カタログIDが登録された商品へ製品スペック情報を基にしたタグの自動付与
自動付与の対象
タグ自動付与の取り組みは各ディレクトリにおいて、ユーザに重要とされるタグを優先して行っていると言われています。
現状は全商品ディレクトリ毎におけるユーザのタグ利用度合い、店舗から意見や楽天内部での検討して重要タグを選定して共有する予定とされています。
楽天店舗運営Naviで随時、重要タグとタグ自動付与の実施状況を確認することができます。
楽天市場内に存在しないタグを新規に発行する方法
タグは流行や時代の経過と共に、楽天内での検討を経て新規に作成されるものもあれば、その概念が衰退して無くなるケースも発生します。
見直しは楽天側で必要だと判断したタイミングで実施され、新規に追加・削除されたタグはサポートニュース「全商品ディレクトリID・タグIDの変更及び新規追加のご案内」にてお知らせしています。
タグの新規発行を依頼したい場合は、RMS上の「全商品ディレクトリ・タグ改善要望」から申請することができます。
タグの具体的な申請方法は店舗運営Naviの「楽天全商品ディレクトリ改善依頼を行う」から確認することが可能です。
今後のサーチナビゲーション
サーチ面でのタグの表示
楽天サーチでは 商品のジャンルに応じて、重要なタグを強調表示していく予定と発表されています。
ジャンル毎に重要なタグ絞り込みを目立つ位置に表示することによって、ユーザにもっと活用していただく目的です。
サンプル画像はファッションジャンルですが、ファッション以外にも順次拡大していく予定です。
新・サイズ絞り込み機能 – フィットマッチ
楽天サーチでは、身長・年齢・体重を入力するだけで、ユーザそれぞれの体型にあった商品のみを検索できる
新しいサイズ絞り込み機能「フィットマッチ」を導入予定です。
登録された情報の体型にあった商品だけが検索結果に表示されます。
【サイズタグ (例: S,M,L)】【ブランドタグ (例:アディダス)】の2点が登録されている商品が絞り込みの結果に反映されます。
まずは、Tシャツのカテゴリーに対してリリースし、レディース・メンズファッションを中心に対応ジャンルを順次拡大していく予定のようです。
まとめ
ここまで長々お付き合いいただきありがとうございました。
ずらーーーーっと書き連ねましたが、簡潔に言うと「キーワードとタグとディレクトリは設定していた方がいいよ!」ってことです。
今後の楽天も強化していく部分ですので、商品登録の際には手を抜かずに行っていきましょうね!