最近少しずつ暖かくなってきて厳しく結んでいたはずの財布の紐もゆるみ、買い物しちゃうかー!
と、つい楽天市場で美味しそうなものを見てしまうなるmeです、こんにちわ!
みなさんは楽天市場などショッピングサイトでお買い物する際、どこをまず見ますか?
値段?
お買い物する上でとても大事なところですね!でも今回は違います!
美味しいかどうかのレビュー?
いえいえその前に見たものがありますよね?!
そう!商品のサムネイル画像ですね!
商品が画像が綺麗だったり美味しそうに撮られていると期待しちゃいますよね。
ランキング上位の商品になると商品画像の撮影をプロに依頼していたり、
専用ソフトなどで編集しているので綺麗だったり、
美味しそうな画像なのでよりお客さんが引き付けられる画像になっています。
写真が悪いとそれだけで見てくれる可能性が減りますが、逆をいえば画像が良ければクリックしてくれる可能性が高くなるというわけです!
でも撮影をプロにおまかせする費用がない…自分で撮るにも専用のカメラがない…とお困りのあなた!
大丈夫です!
最近のiPhoneはとても高性能!スマホのカメラアプリを使わず高額カメラがない初心者でも意識すれば簡単にできる!
集客して売り上げUPに繋がる「視線の集まる」写真を撮る基本を、わかりやすいよう画像多めでご紹介したいと思います!
↓以前の『初心者のための写真テクニック講座』もありますのでそちらも合わせてご覧ください。
写真にシズル感をだす
まず、下の画像をご覧ください。
どちらもみかんですが、美味しそうに見えたのはどちらですか?
個人の感覚にもよるのですがほとんどの方が左の写真を選ぶのではないでしょうか?
これは左の写真がシズル感を意識して撮られたものだからです。
・ところでシズル感とは?
シズル感 英語の擬音語で、肉を焼く時のジュージューいう音のことをシズル(sizzle)と言う。そこから転じて人の感覚を刺激する感じのことを指し、広告やデザインの世界では、瑞々しさというような意味で使われたりする。(weblioより引用) |
上で紹介した以前の記事でも先述してますが、
シズル感とは食べ物でいうと美味しそうに見えるための水滴や湯気、コップについた結露などのことをいいます。
「五感を刺激して美味しそうに思わせる感じ」を「シズル感」といい、このシズル感をいかに出して魅力的に見せるかが大事になってきます!
他にも自動車の素早さを表現する走った後の光のラインや洗顔のもこもこの泡もシズル感といえます。
さらに食べ物の場合は、近づいてアップで撮るとよりシズル感が出て買う側としてもわかりやすいのではないでしょうか。みずみずしさが美味しそうですね!
実際に楽天市場で「みかん」と検索した場合下のような検索結果になります。
画像が一番大きく表示されて、みかんのプリっとした断面やジューシーな感じ、「シズル感」が出ている写真が多いと思いませんか?
また果物なら切り方1つで与える印象が変わってしまいます。
みかんであれば皮を剥いたり縦に割ったりするのが通常の食べ方ですが、写真を撮る場合はそのみかんが一番美味しそうに見える瞬間を探すべきです。
↓下は、あまり美味しく見えなさそうな写真を集めて、検索結果の画面に当てはめてみました。
どの写真も一長一短があり絶対ダメ!というわけではないのですが、
「詳しく見てみよう」という気が起きないのではないでしょうか。
また、アプリやソフトがで加工する場合も違和感のないようにしないと、かえってチープに見えたり「写真に修正を加えている」ということから信頼度が落ちかねませんので注意が必要です。
ランキングなど人気商品の写真を参考にして、切り方や盛りつけ方など美味しそうに見える瞬間を見つけましょう。
また、少し大げさにすることもテクニックといえます!
たとえばインスタグラムなどでお弁当の盛り方など見ていると、それどうやって蓋しめるの?!って写真がたくさんありますが、とても写真映えもよく魅力的に見え気にならないものです。
商品と小物の色の組み合わせや色合いに気をつける
・生物は葉ものを添えてフレッシュさを出す
たとえばお肉を撮りたい場合、シズル感とフレッシュさが大事になってきます。
そこで生活している上で通常行わないことをするとフレッシュさがアップします。
それは「葉ものを添える」ですね!
お料理する際にレタスなどお肉の下に敷きますか?
しませんよね、そのまま食べられなくなりますもんね。
ですが撮影する場合は葉ものを敷いたり添えるだけでなんだかフレッシュさが出てきます!
下の画像は実際に楽天市場で「鶏肉」で検索してみた結果です。
ほとんどのお肉のサイドに、レタスやパセリが添えてありますね!
・食べ物×青色の組み合わせは基本的にタブー
また食べ物×青色は基本的にタブーとなっています。
青色系は食欲減退色だからですね。
しかし近年ではカフェ風だったり外国のオーシャン風なイメージで青色を取り入れることも多くなってきましたので、こちらも絶対ダメ!とは言い切れませんが、基本的にお肉やお魚など生の状態では相性は良くないですので気をつけていきたいところです。
・窓際の薄カーテン越しに写真を取って優しい味わいに
また電球や蛍光灯の下で撮る写真と太陽の光とでは、写真に与える印象が全く違います。
蛍光灯などは光が強く素人感が出てしまうので、やわらかく優しい雰囲気を出せる自然な太陽の光を利用して天気の良い午前中に!
直射日光だと商品の色が白く飛んでしまったり、キツい印象を与えてしまうので、薄いカーテン越しに撮ってみましょう!
目線誘導を利用して他商品よりも目立たせる
さて、次に下の写真をご覧ください。
まず最初にどこに視線がいきましたか?
ほとんどの方は最初に中央の子どもに目がいき、その次に左のボールを見てしまったのではないでしょうか?(違うところに視線がいってしまったならすみません;)
それは人間はなぜか写真の中に人が映っているとその人を見てしまい、さらにその視線の先を見てしまうということを無意識にしてしまうのです!
これを商品画像で利用してしまおうということです!
たとえば、商品を画像で見ただけでは味は大きさなど全く伝わらないですよね。
少しでも美味しそう!と思わせるなら実際に食べている人を撮ってしまいましょう!
フルーツや果物など、子どもが美味しそうに食べている写真を見ると安心しませんか?
さらに笑顔だとなんだかうれしくなりますよね。
もちろん肖像権やプライバシーなどありますので
そこはしっかり気をつけてください!
いい写真とは信頼あってこそです!
さらにお肉や果物の場合はそれを育てている方や作業風景の写真も良いですね。
スーパーや道の駅に売っている野菜にも最近は多い「私が作りました」の案内。
誰がどのように作ってるか書いてあると安心でき商品に対する信頼度がアップしますよ。
もし子どもがいない!誰も映ってくれない!という方は動物だけでもいいんです。木になっている状態の果物でもいいのです。
ただ、お肉の商品で鶏や牛などを載せると「かわいそう…」という意見も少なからずありますので、考慮した上で写真を選びたいですね。
また、凝ったおしゃれな写真を撮ろうとして「どれが商品なんだ?!」な写真だと購入者の印象が薄くなるので気をつけましょう。
楽天市場の商品ページに1枚でも多く写真を載せよう
ここまで紹介してきました方法ですが、それら全てを網羅すれば売り上げUPか?といわれればそう単純ではありません。
商品を検索してクリックする際の「サムネイル」は、楽天市場だと厳しく規定がありますので自由度はかなり厳しくなっています。
この規約を守らずに商品登録を行ってしまうとSEOが下がってしまい、「表示優先度が低くなる」といったことも起きていますので守って行きましょう!
詳しくは下記の記事をご覧ください。
さらに先程紹介した「人が映っている写真」や「農家さんの様子の写真」は、サムネイルには適さないと考えます。
商品がぼやけてしまうからです。
じゃあなんのために撮ったんだ!無駄じゃないか!とお怒りの声が聞こえそうですが問題ありません。
その写真は必ず必要です!
・楽天市場は最大20枚まで画像登録ができる
サムネイルにはシズル感や色合いに気を配った写真で商品の魅力を簡潔に伝えてください。
美味しそうと思われたらクリックしてもらえる可能性は上がります。
ですがクリックしてもらったからといって、そこで終わりではないですよ。
クリックした先のページで商品の説明が少ないとユーザーはどこで判断すればいいでしょうか?
説明が少ないと帰っていってしまう可能性は大です!
楽天市場ではサムネイルを含めてなんと最大20枚の画像登録が可能なのでそれを使いましょう!
もちろん1枚だけでもいいのですが、商品についての説明や画像があるだけでユーザーが商品をカゴに入れる可能性が数%でも上がるならば、画像があったほうがいいと思いませんか?
そこで先ほど紹介しました商品の写真を入れてイメージを伝え魅力を推していきましょう!
たとえば実際に販売されている下の不知火ですが、(1番上の画像がサムネイル画像です)
サムネイルではイメージ画像を載せてシズル感を出しつつ、優しい光の当たり方を出しています。
さらに商品ページでは、不知火に夢中になっている女の子を載せて視線誘導をしています。
輪切りのカットを載せジューシーさを主張し、
収穫前の状態の写真を載せることで大切に作っていることを表現していますね!
・受賞歴やランキング入りした際の画像を入れ紹介する
もし商品がなにか受賞していたり実績があるならば、その情報もどんどん入れていきましょう!
せっかく実績があるのに伝えないなんて勿体ないですよ!
最後に
写真はピンからキリまで様々な撮り方や表現の仕方がありますので一口では説明できませんが、
販売する側が自信を持って商品の魅力を伝えることが出来るのならば、「良い商品」だと写真を見て伝わるのではないかと思います。
プロアマ問わず商品の魅力がいっぱい詰まった写真が撮れるといいですね!