世の中にはEC構築サイトは数多くあり、makeshopというEC構築サイトもあります。
makeshopと聞いても「特徴」や「利用ユーザーがどのくらいいるのかわからない」「そもそもmakeshopて何?」と感じる方も多いでしょう。
makeshopは機能面が豊富なEC構築サービスであり、流通総額国内1位にも位置つけ続けています。
ただ、makeshopが何かわからない方に向けて今回この記事では、makeshopのメリットやデメリット、機能面を詳しく紹介しています。
makeshopでEC構築を検討している方やmakeshopが知りたい方は参考にしてみてください。
makeshop(メイクショップ)とは?
makeshopとは、手軽にECサイト(ネットショップ)を構築できるサービスです。
makeshopは2004年に開始されたサービスで、2013年よりショッピングカートの流通総額国内ランキング1位を取り続けています。
最大の特徴としては、機能面の充実さや自由度の高さです。
ECサイトの構築に必要な機能は揃っているため、初心者の方でも構築できます。
そんなmakeshopの特徴を、より詳しく解説していきます。
makeshopは機能豊富なEC構築サービス
makeshopは機能豊富なEC構築サービスです。
テンプレートは170種類以上から選択でき、HTMLなどの知識があればオリジナル性のあるデザインを作成することもできます。
月額費用は12,100円(税込)で自由に使用でき、機能面とコストパフォーマンス面から考えても運営しやすいEC構築サービスと言えるでしょう。
運営元はGMOメイクショップ株式会社で、ECサイト構築に「数十万円も費用を掛けたくないが良いECサイトを作りたい」と思っている方には特に向いているサービスです。
makeshop(メイクショップ)のメリット
makeshopのメリットは5つあり、以下のとおりです。
- 機能性が高い
- デザイン性・カスタマイズ性が高い
- 初心者でも使用できる
- サポート体制が充実
- BtoB ECにも向いている
上記のメリットを詳しくみていきましょう。
機能性が高い
makeshopの最大のメリットは、機能性が高いことです。
先ほども解説しましたが、テンプレートは170種類以上あり、スマホ対応やクレジットカード決済ページの表示、SNS連携機能、SEO機能など幅広く機能が充実しています。
また、掲示板やセミナーの運営にも力を入れており、EC構築のノウハウを無料で得られることもメリットと言えるでしょう。
機能性が高いことで、運営者も楽しく運営ができそうですね。
デザイン性・カスタマイズ性が高い
makeshopはデザイン性やカスタマイズ性が高いこともメリットです。
HTMLやCSSの知識がある方は、かなり幅広くカスタマイズできます。
テンプレートも充実しているので、知識がない方でも利用できます。
特に知識がある方は独自性を出すポイントでもありますね。
初心者でも使用できる
HTMLやCSSの知識がない初心者の方でも、テンプレートが豊富に準備されているので簡単に構築できるでしょう。
テンプレートのジャンルはそれぞれで、ファッションや雑貨に適したテンプレートや、商品に合うテンプレートが見つけられるため、満足いくデザインに仕上げられます。
サポート体制が充実
makeshopはサポート体制が充実しています。
通常サポート体制は問い合わせメールのみの場合が多いですが、makeshopでは電話やメールはもちろん、掲示板やアドバイザーによる無料のサポートが行えます。
掲示板の場合は1〜2営業日ほどで返信がくるため、素早く対応してもらえます。
また、売上アップのためのセミナーも開催しているため、ECサイト運営が初めての方でも運営ができるサポート体制が整っています。
BtoB ECにも対応している
makeshopは、BtoB向けの販売にも対応しています。
ASPは個人が利用するものという概念があることが多いですが、makeshopはBtoBにも対応しています。
BtoB向けのECサイトを作成したい方でも運営できるのは強みの1つですね。
makeshop(メイクショップ)のデメリット
makeshopのデメリットは2つあり、以下のとおりです。
- 費用は高め
- デザインにオリジナル性を入れるならスキルがいる
上記2つのデメリットをそれぞれみていきましょう。
費用は高め
makeshopの費用は比較的高めです。
費用は、月額12,100円(税込)が必要であり、初期費用もプラスで必要です。
ただし、機能面やサポート体制が充実しているためデメリットと感じない方もいるでしょう。
また、初心者の方にはなかなか出しにくい費用ですが、テンプレートも豊富で低額プランが用意されていることも事実であるため、あまりデメリットと考える必要はないでしょう。
デザインにオリジナル性を入れるならスキルがいる
makeshopでオリジナル性を出したいならスキルが必要なのも事実です。
デザインテンプレートは170種類以上準備されており、自由にカスタマイズが可能です。
ただ、カスタマイズするにはHTMLやCSSの知識が必要です。
知識がない方はカスタマイズが難しいためデメリットと感じる方も多いです。
ただし、初心者でもカスタマイズしたい場合は、運用代行に依頼を行なったり、テンプレートをそのまま使用することも可能なので検討してみましょう。
makeshop(メイクショップ)の機能面
makeshopの機能面は以下のとおりです。
- ショップを作る・運営
- 買い物かご機能
- 決済機能
- 集客機能
- 販売機能
上記5つの機能面をそれぞれ詳しくみていきましょう。
ショップを作る・運営
makeshopではショップを作ることや運営することができます。
特にデザインにオリジナル性を入れたい場合はHTMLやCSSの知識が必要にはなります。
しかし「HTMLエディター機能」を使用することで、知識がなくても文字の大きさやリンクを変えることもできます。
メイン商品の配置の変更機能では、おすすめの商品をお知らせする機能もあり、簡単に表示も可能です。
また、開店サポート機能では、管理画面内で「若葉マーク」が付いている箇所を設定することで基礎的なショップも作成できます。
運営機能でも、メルマガ機能で顧客管理やグループ分けも可能なので、ショップを作ることや運営することでは充実していると言えるでしょう。
買い物かご機能
買い物かご機能で便利に買い物を利用してもらえるようになります。
買い物かごの機能は以下の6つがあげられます。
- 履歴レコメンド機能
- 配送希望日設定
- アンケート機能
- クレジットカード決済ページ組み込み
- ラッピング機能
- 配送料の設定
上記6つの機能が利用できますが、特に「履歴レコメンド機能」は以前見た商品をレコメンドする機能のことで、利用者の類似した商品やカテゴリなどから関心を持っている他の見ていない商品を表示させる仕組みです。
レコメンド機能を使用することによって、利用者は関心のあるカテゴリのまだ見ていない商品に出会えます。
特にこの6つは使いこなすと、とても便利な機能なのでチェックしておきましょう。
決済機能
makeshopは決済機能も充実しています。
makeshopの各種決済方法は以下のとおりです。
- 分割払い
- PayPal対応
- コンビニ決済代行
- クレジット決済代行
どの決済方法も重要ですが、コンビニ決済代行に関しては、クレジットカードなどを持てない未成年の方の購入意欲を向上させれます。
支払いがコンビニでできる分、顧客の幅を広げられるので便利な機能です。
その他の決済方法も利便性が高いので、決済機能が充実していると言えますね。
集客機能
makeshopは集客機能も充実しています。
集客機能で利用できるのは、「アフィリエイト連携」「SNS連携」「SEO自動設定」などが利用できます。
WordPressで作成したコラムやブログなどのコンテンツを、makeshopサイトのドメインに組み込むことが可能になります。
集客機能を把握しているか、していないかでは売上にも大きく差が出てくるでしょう。
販売機能
販売に関する機能では、特にリピーターなどを獲得する機能もあります。
販売機能では、販売予告やまとめ買い割引、再入荷のお知らせ、商品レビューなどの販売に関する機能が充実しています。
特にまとめ買い割引や再入荷のお知らせメールを利用すれば、リピーター獲得にも繋がるでしょう。
makeshopの販売機能を利用して売上アップを期待しましょう。
makeshop(メイクショップ)の料金
makeshopの料金は2つに分かれており、「プレミアムプラン」と「makeshopエンタープライズ」の料金プランがあります。
それぞれのプランを比較してみましょう。
プレミアムプラン | makeshopエンタープライズ | |
初期費用 | 1万1,000円(税込) | 11万円(税込) |
月額費用 | 1万2,100円(税込) | 6万500円(税込) |
商品登録数の上限 | 1万点 | 5万点 |
ログインアカウント数 | 5アカウントまで無料 | 20アカウント |
上記2つのプランにはそれぞれ違いがあります。
プレミアムプランは、ネット販売の特徴を網羅しており、テンプレートもカスタマイズ可能なので、初心者の方でも運営できるプランです。
一方、makeshopエンタープライズプランは、大企業向けと言えるでしょう。
システムのカスタマイズやメルマガ見放題機能、その他機能も充実しているので、大型店舗を運営したい方におすすめです。
運営するにあたって、どちらのプランが良いのかをしっかり検討して決めましょう。
makeshop(メイクショップ)の事例
makeshopの導入事例を紹介します。
今回紹介するのは「磯丸水産 お届けグルメショップ」です。
導入事例を詳しくみていきましょう。
磯丸水産 お届けグルメショップ
磯丸水産 お届けグルメショップさんは、SFPホールディングス株式会社が運営しています。
コスト面からmakeshopを選んだと言われていますが、機能面も充実しているので在庫管理を徹底しているそうです。
手元にストックができない商品ではあるため、仕入れのタイミングも調整できているそうです。
makeshop(メイクショップ)とは?に関するよくある質問
makeshopに関するよくある質問は以下のとおりです。
- メイクショップのデメリットは?
- MakeShopの初期費用は無料ですか?
- MakeShopで作られたサイトはありますか?
- メイクショップのログイン方法は?
- メイクショップは売れないですか?
上記の質問をそれぞれ詳しくみていきましょう。
メイクショップのデメリットは?
メイクショップのデメリットは2つあり、以下のとおりです。
- 費用はやや高め
- デザインにオリジナル性を入れるならスキルが必要
makeshopの費用は若干高めと感じる方もいるでしょう。
実際にはプランが2つ用意されているので、費用面で見合うプランを利用するとデメリットに感じることはないですね。
運営方法から費用面を検討してみましょう。
MakeShopの初期費用は無料ですか?
makeshopの初期費用は無料ではありません。
初期費用に関しては、プランごとに異なるので2つのプランを比較してみましょう。
プレミアムプラン | makeshopエンタープライズ | |
初期費用 | 1万1,000円(税込) | 11万円(税込) |
月額費用 | 1万2,100円(税込) | 6万500円(税込) |
商品登録数の上限 | 1万点 | 5万点 |
ログインアカウント数 | 5アカウントまで無料 | 20アカウント |
初期費用は無料ではないものの、プレミアムプランの場合は10,000円しか掛からないのでメリットとも言えますね。
初期費用と別で月額費用も異なるので注意しましょう。
MakeShopで作られたサイトはありますか?
makeshopで作られたサイトは以下のとおりです。
- グランドニッコー東京 台場オンラインショップ
- 東京インテリア公式通販サイト
- 青果堂 公式オンラインストア
- 大東家具工業オンラインストア
- 能作オンラインショップ
- 人形町今半 黒毛和牛精肉ギフト
上記で上げてるmakeshopで作られたサイトはごく一部ですが、どれも良いECサイトが構築されていますので、参考にしてみてください。
メイクショップのログイン方法は?
makeshopのログイン方法は以下の手順で行います。
- ①makeshopホームページにアクセス
- ②画面左側の「管理画面ログイン」を選択
- ③「ショップID」「パスワード」を入力
- ④makeshopログイン完了
ログインする方法は簡単ですが、ショップIDとパスワードが必須になるので、登録時に設定したら忘れないように控えておきましょう。
メイクショップは売れないですか?
makeshopで作られたサイトは売れないなどの声もありますが、売れないと言われる原因は以下のとおりです。
- 市場の変化に対応できていない
- ターゲットに合わせたコンセプトやデザインではない
- 集客にお金をかけていない
- ニーズのない商品を取り扱っている
- 大手競合と同じ市場で戦っている
上記が売れない原因としてあげられますが、ショップデザインの変更や商品の取り扱いを検討するなど、本人で対応できることもあります。
一方、運営者では対応できないものもあります。
対応できない場合などは、運営代行会社への依頼を行い効率的に改善を行うことがおすすめです。
また、ECサイトを変更して楽天市場やAmazonの運営を行う方向にシフトチェンジすることも良いでしょう。
まとめ:makeshop(メイクショップ)で売れない場合は運用代行も考えよう
makeshopは機能面も充実しているEC構築サイトです。
機能面意外に、プランも2つ用意されていますが、大企業で運営を行う場合意外は「プレミアムプラン」での運営がおすすめです。
初期費用も約10,000円で月額費用も12,100円、機能面も充実しているので初めての運営でも問題ないです。
ただ、makeshopは売れないなどの声があることも事実ですので、もし気になる場合は運営代行に依頼することや、楽天市場やAmazonでの運営を行いましょう。
楽天市場やAmazonの運営代行であれば、株式会社サイバーレコードがおすすめです。
経験豊富なスタッフの運営代行や元Amazonに在籍していたスタッフも多数いるため、効率的に売上アップが期待できるしょう。